概要
元はテスタメントガンダムの予備機としてジェネシスαにパーツ状態で保管されていた機体を、ロウ・ギュールが作業用モビルスーツとして生まれ変わらせたもの。
名称は両陣営の技術が混在しているような特徴を持つ本機に、連合・ザフトどちらの規格にも合わない「規格外のMS」という意味をこめてロウが命名したものであるが、その出自から本来のガンダムアストレイの系譜からは外れた存在である。
本機は核動力とNジャマーキャンセラーは搭載されておらず、バッテリーで駆動し、PS装甲も有していないが、テスタメント同様、背部にストライカーパック用のプラグを有する為、エールストライカーをはじめとするストライカーパックを装備することが出来る。
バックパックには通常はクレーンアームや照明装置などを備えたバックジョイントと、長期取材用装備であるバックホームを装備している。専用の飛行装備としてGフライトも用意されており、飛行しながらの取材も可能となっている。
その他、ウィザードシステム・シルエットシステムにも対応した可変プラグ搭載のマルチパックが追加されてからは、陣営に関係無く装備を換装する事が可能となった。
また、パイロットであるジェス・リブルがジャーナリストということもあり、自衛用のビーム・ライフルを除き武装は施されておらず、MS用ガンカメラと、視覚信号発信用のビームサインを携行するのみであるが、使い方次第で戦闘に応用出来る装備が多数搭載されている。
テスタメントガンダムと交戦し、中破した事を切欠に戦闘用のアストレイアウトフレームDへと改修された。