概要
東京地下某所、奥底の大聖杯にてたゆたう沙条愛歌は、ふとした思い付きで、夢を見ようとする。
しかし、根源接続者である彼女が見る夢は色んな壁を越えてしまい、とある平行世界の亜種聖杯戦争にまきまれることとなる。
アルカトラスの第七迷宮の最奥部に設置された聖杯をどうにかする為、愛歌は愛する人にそっくりな人物と迷宮最奥部を目指す。
登場人物
沙条愛歌
本来のセイバーのマスターである少女に憑依する形で参戦。
本人では無い為、弱体化しているがそれでも『色位』レベルの力を持っている。
掴むような仕草だけで1秒とかからずマナを結晶化して手のひら大の塊をつくるくらいしかできないと赤面するほど恥ずかしいらしいが、それでも普通に考えれば、十分規格外である
セイバー
愛歌のサーヴァント。
この聖杯では自分の望みが叶わないと分かっているので、最初から壊す気で挑む。
マスターとは、かなり良好な関係を築いている。
アーチャー
こいつも聖杯をぶっ壊すことが目的な為、セイバー達と共闘関係を結ぶが、真名は隠す。
彼から、この聖杯戦争では本来マスターがおらず、マスターがいるセイバーが特別なことと、残りのサーヴァントはキャスターとアサシンであることをセイバー達に説明する。
キャスター
某『裏切りの魔女』。
愛歌と一触即発の状況までいったが、アサシンの介入によって共闘を承認。
アサシン
第五次のハサン。絶妙のタイミングで颯爽と登場。
英霊相手に一歩も引かない愛歌の器に感心し、自らの姿と真名と宝具を晒して共闘を承認。
おかげで愛歌が憑依している少女から「英雄」「高潔なひと」「天使」と絶賛される。
ノーマ・グッドフェロー
書籍にて判明した愛歌に体を憑依されていた少女。「妖精眼」の保持者で魔術協会の依頼を受けた魔術使いの探索者。
グレイ
迷宮の探索をしていた所をノーマと出会った少女。
ヴォルフガング・ファウストゥス
アルカトラスの第七迷宮を掌握した吸血鬼。死徒ではないとのこと。会うものからは黒衣の魔人と称される。