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クスサンの編集履歴

2016-01-09 14:48:56 バージョン

クスサン

くすさん

鱗翅目ヤママユガ科に属する蛾の一種

分類・名前

クスサンは、鱗翅目・ヤママユガ科に分類される。日本・中国・台湾に分布。

和名漢字表記は『樟蚕』または『楠蚕』。


特徴

成虫は毛深くて胴が太く、褐色で目玉模様がある開張10cm以上の翅を持つ。口が退化していて食物は摂取せず、幼虫時に蓄えた栄養分で繁殖のため活動し、数日で死ぬ。

雄の触角は櫛状に発達し、メスが発する性フェロモンを効率よく感知する。


幼虫はクスノキ、クリ、クヌギ、コナラ、サクラ、ウメ、イチョウなどの葉を食べる。体長8cmに達する大型の白い毛虫で「シラガタロウ」と呼ばれる。


卵で越冬し、幼虫は春先に出現。7月に繭を作って蛹になり、秋に羽化する。繭は楕円形で網目状に穴が開いていて「透かし俵」と呼ばれる。



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 昆虫 

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