概要
ブラックシュガー団の切り札
初登場はワリオランド。7人の幹部を倒して黄金像を目指して攻め込んで来たワリオを迎撃するため、キャプテン・シロップがランプをこすって召喚した。外見は風船に顔や体を書きこんだような印象を受ける太っちょの男性だが、空を飛ぶ上に魔法を使うなど機敏。また、エネルギー弾はワリオを追撃する効果を持つ。
ワリオとの死闘
デンプーの少ない急所は頭部で、彼が出てきたランプを転がして上向きにした際に湧き出る雲を足場にして踏みつけることでダメージを与えることになる。ジェットワリオになっていれば、6回体当たりして撃破可能。なお、足場になった雲だが上にのぼると小さなデンプーになり、雷で攻撃して来るので倒さないと危険になる。
以下のように頑強な抵抗を見せたデンプーだったが、百戦錬磨のワリオには敵うはずもなく、弱点を突かれてボコボコにされ、涙目でランプに吸い込まれて成敗された。
和解…?
シロップがお城を爆破し、マリオが黄金像を奪い返して城と財産を失い、落ち込むワリオがランプを撫ぜるとにこやかな笑顔で登場する。
集めたお宝とコインをデンプーに与えればそれを元にしてワリオにお城を作ってくれるので、どれだけ集めたかが決め手となる。小さな家や鳥小屋(それでも悪者を追い払ったのでワリオが島の主と言えるのだがあまり良くないエンディング)から、和風のお城や西欧風宮殿(グッドエンド)、若しくはとてつもないプレゼントを貰えることもある。
書籍でのデンプー
- 沢田ユキオ氏のスーパーマリオくん、元山一城氏のコミカライズでは共通して金にがめつい関西弁のオッサンで登場。前者は数百年貯め込んだおならを炸裂させる「でんでんでるでるメガトンプー!!」を繰り出したり、他のボスと合体してカオスな姿を披露するコミカル路線。後者は後半戦の伏線を握るキーマンで、沢田版よりはシリアス。
- 嵩瀬ひろし氏のゲームブックではワリオを選んだ場合にのみ登場。「黄金のでかスリッパ」の所有者で、この場面に行き着くとゲームオーバー。講談社などの児童書でもお城を建ててくれるキャラとして紹介されており、マルチエンディングのカギを握ることが記される。