「お楽しみの所悪いが、俺の相手をしてもらおうか」
詳細
第38話に登場した人間大のファントム。宿主は勝村という強面の男性。
操真晴人の知人・篠崎和也をゲートとして襲撃し、死への恐怖で絶望させようとした。駆けつけたウィザードと戦闘になるも、あらゆる攻撃で攻めるウィザードを余裕で圧倒し「楽しみは次に取っておこう」と撤退する。
かなりの好戦的かつ自信家で、ゲートの絶望よりも強い相手との戦闘を望んでいる様子。
外見
頭部や四肢に棘や刃が付いている赤い海老のような怪人態で、一般的に知られているバハムート像ではなく原典のバハムートがモチーフになっている模様で、人間のような口元からどこかヒーロー然とした雰囲気も持つ。
勝村としての姿は筋肉質の巨漢で、ファントムの姿に戻ると痩せたように感じられる。人間態のままでも十分強そうである。
能力
両腕と両脚の刃から斬撃を飛ばす攻撃手段を持つが、素の攻撃力だけでも相当強い。
動体視力やスピード、パワーが今までのファントムと比べてもかなり優れており、ウィザーソードガンから発射された弾丸を掴み取り、斬撃も強靭な肉体で耐える。ドラゴンスタイル4体にも立ち向かい逆に圧倒するなど、ファントムの中でも並外れた戦闘力を誇る。早い話、インフィニティースタイルが無ければ倒すのはかなり困難だった。
余談
多くの人が【バハムート=最強クラスのドラゴン】と思っているだろうが、これはファイナルファンタジーシリーズやTRPGダンジョンズ&ドラゴンズでバハムートを「神の竜」として描いたための影響が強いためであり、原典のバハムートは「背中で全世界を支えて、七つの大海でさえ鼻孔に入る砂の小粒程に等しいほど巨大な魚の幻獣」である。