概要
本作のヒロインである。生年月日は1910年12月25日。
金髪と碧瞳、そして人形か妖精と見紛うほどの美しい容姿をした少女。
普段は授業に出ず、パイプを吸いつつ(明らかに未成年喫煙なのでアニメ版では咥えているだけになっている)。原作では「年齢に似合わない老婆の様なしわがれた声」と表記されているが、アニメでは少々大人びてはいるものの年相応の女の子の声である。
服装は共通してフリルがいっぱい付いたゴスロリドレス。原作及びアニメ序盤は黒一色だったが、話が進むにつれてカラーバリエーションが増えている。これは監督曰く「ヴィクトリカの九条への想いの変化をドレスの色で現しているから」との事。
図書館塔の頂上にある植物園で本を読んで一日を過ごしている。久城一弥が集めた情報から事件の全貌を推理する、いわゆる安楽椅子探偵である。曰く、「混沌(カオス)の欠片」を溢れる「知恵の泉」が再構成するのだという。いつも暇を持て余していており、口癖は「退屈だ」。余りにも退屈極まりないと床を転がり回わり、挙げ句の果てには九条に無理難題を押し付けて遊ぶ。
一弥に対してはわがままを言ったりぞんざいに扱ったりするが実際はかなり大切に思っていて、彼のいないところや危機的状況に陥った際は感情を露にすることが多い。要はかなりのツンデレである。