概要
剣を手にした少女が悪に立ち向かうアクションゲーム。ステージが進む毎に主人公がアイテムを入手し、パワーアップするロールプレイングゲーム風の要素もある。
パッケージイラストを含めた各種関連イラストは、当時同作品の開発者として携わっていたもりけんが担当している。これらのイラストで主人公ルシアが身に着けている鎧ほか装備品一式は、作品開発当時に発売されたOVA『幻夢戦記レダ』や『ドリームハンター麗夢』等に登場する半裸鎧、いわゆるビキニアーマーを装着した女戦士を想起させるデザインになっている。ただし、ルシアは鎧下に薄い布地の衣類をまとっているため、腹部が隠れた状態になっている。また、パッケージイラストのルシアと実際のゲーム画面でのルシアはデザインが大きく異なる。
ストーリー
バダムの地に、手にした者は世界を支配できると言われる「マドゥーラの翼」という鳥像があった。争いの元にならぬよう、心ある王がこの像を洞窟に隠し、ラメール一族と呼ばれる人々に守役を命じた。しかし、一族の裏切り者ダルトスが像を強奪、アレクス城の地下迷宮に立てこもった。魔物たちを呼び出し、世界支配を企むダルトス。一族はダルトスを打倒すべく、ラメール族の戦士団を派遣する。その中に、一族で唯一、魔法を使う能力を備えた女戦士ルシアの姿もあった。戦士たちは果敢に突き進んでいったが、ダルトスの放つ魔の軍勢の前に、1人、また1人と仲間たちが倒れてゆき、最後にルシアを残すのみとなってしまった。ルシアは臆することなく、ダルトス打倒を目指して戦うのであった。