概要
週刊少年ジャンプにて連載中の漫画「暗殺教室」に登場する烏間惟臣とイリーナ・イェラビッチによるノーマルカップリングを表すタグである。
共に椚ヶ丘中学校3年E組の教師であり、一緒に登場するシーンが多い。
教師同士ではあるが、8歳の年齢差がある。
74話では殺せんせーと、それに触発されたE組の下世話な生徒諸君によって「このままくっつけちゃおうぜ」というお節介が焼かれることとなる。
続く75話では一条楽や幸平創真も顔負けの鈍感な烏間はさておき、イリーナは彼のことを少なからず思っている事実が判明した。
死神の時間にて
イリーナの誕生日に烏間が、生徒達の計らいにより花束を渡すシーンが見られる。
その際烏間が、イリーナが自分に想いを寄せているのに気付いていた事が発覚。鈍感で通ってたのに…
アジト突入後、死神に裏切られ瓦礫の下敷きになったイリーナを救出した烏間の一言…
「重いもんは背負ってやる」
それがイリーナの重い過去の事を指しているのなら重大事件である。
真面目で厳格な烏間が、軽い気持ちでそんな事を口にするとは思えない。
つまり本気だ。
背負ってやるって…プロポーズか。
その後も自分のYシャツを当て布にして介抱したり、あげくに「生徒からの借り物ではなく俺の意思」と明言して薔薇を渡したりと…烏間が見事に男前を発揮した。
それに対するイリーナの「…はい」の可愛さも相まって、烏イリ好きは歓喜に乱舞した。
ラスト、二人並んで歩く姿も美しい。
この件で、二人は大きく前進したであろう…今後への期待が高まる一方である。
160話「バレンタインの時間」にて
ネタバレ注意
バレンタインに、烏間を高級ディナーに誘ったイリーナ。その帰りに、暗殺における生徒たちの未来の話に触れた。
「殺せなかった時、それか恩師が他勢力に殺されるのを見た時。そこで味わった挫折感で、子供達が歪んだ大人になるのを見たくない」と言うイリーナに、烏間は
「お前は情が深くなりすぎた。この任務が終わったら殺し屋を辞めて防衛省諜報部へ来い」と衝撃のスカウト。
それだけでも驚きなのに、更に烏間は爆弾級の誘いを仕掛ける。
「殺した人には、毎日神社で祈れ。それでいい」
「私一応クリスチャンなんだけど」
「わからないか?俺の家の近所に教会は無いぞ」
エンダアアアアアアアイヤアアアアアアア
何ということでしょう。
なんと公式で同棲が実現するという、同人も真っ青な超展開に読者が震えた。
男女ひとつ屋根の下、所々で事実婚という声も上がり、祝儀の準備を始める烏イリクラスタも。
時間差で気付いた瞬間のイリーナの、ビッチらしからぬ全力赤面は必見である。
考えてみれば、烏間はとうにイリーナの気持ちには気付いており、その気も無いのに一緒に住もうなどとは言わないであろう。彼の性格では、同情だけで軽々と女との同棲を決める筈が無い。
烏間のほうに恋愛感情があると明記されてはいないが、限りなくそれに近い想いを隠し決断したと思われる。
「私は陽の当たる場所へ戻ることを許されない」と、暗闇で生きる覚悟をしていたイリーナ。
だが死神編の際放った「重いものは背負ってやる」という烏間の名言が本物となった瞬間であった。
最終的に(179話ネタバレ注意)
七年後の時点で既に結婚していることが判明。「何年経っても変わらない」関係であるらしい。
末永くお幸せに。