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妙純傳持ソハヤノツルキウツスナリの編集履歴

2016-03-20 20:30:44 バージョン

妙純傳持ソハヤノツルキウツスナリ

みょうじゅんでんじそはやのつるきうつすなり

三池典太光世作とされる太刀。家康の遺愛刀としても知られる

概要

妙純傳持ソハヤノツルキウツスナリは、鎌倉時代筑後国の三池典太光世作と伝わる日本刀

刃長67.9cm、元幅3.9cm、先幅2.8cm、反り2.5cm。

無銘であるが鎌倉時代の三池典太光世作と伝わわる太刀(日本刀)。

茎の裏には“妙純傳持ソハヤノツルキ”、表には“ウツスナリ”と刻まれている。

なお、古文書同様に濁点を省略していると考えられるためソハヤノツルとも呼ばれる。


銘をめぐる謎

茎に刻まれた銘をそのまま解釈すれば“妙純が所持したと伝えるソハヤノツルギの写し刀”となる。

妙純とは美濃国守護代斎藤利国の事であると考えられている。そのため銘が刻まれたのは妙純以後の所有者の頃とされる。

ソハヤノツルキウツスナリは大将軍として武将に崇敬されていた坂上田村麻呂の佩刀騒速の剣の霊威を写したとされている。


家康の遺愛刀

伝来は不明であるが徳川家康の手に渡ると、家康は行光作の脇差と揃えで愛刀とした。

大坂の陣で豊臣家を滅ぼした家康は、徳川幕府を脅かす者がいるとすれば西国にあるとして、この太刀を自らの依り代として久能山東照宮にて切っ先を西に向け安置するよう遺言したという。


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刀剣

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