概要
ヴィッツのプラットフォームに2代目プリウスのシステム(THS-II)を搭載したハイブリッドカー。プリウスよりコンパクトで取り回しが良く、燃費も3代目までのプリウスより良い。(ただし4代目プリウスには劣る)
シフトレバーはクラウンハイブリッドと同じく、一般的なAT車と同じセレクトパターンとなっている。ただし、他のトヨタ製ハイブリッド乗用車と同じくスプリット式ハイブリッドなのでNレンジでも動力の切り離しが不可能(モーターで強引に吸収する)。
「東北復興の星」と位置付けられた本車は全て関東自動車工業(現・トヨタ自動車東日本)の岩手工場で生産されている(ちなみにアクアの為にラクティスの生産を移管してる)。
3代目プリウスが大型化したこともあって、日本国内ではちょうど良いサイズのHVとして評判となり、発売直後は予約だけで10万台越え、納期6ヶ月前後と驚異的な売れ行きであった。
もともとプリウスのコンパクトカーバージョンとして開発されたため、日本とヨーロッパ以外ではプリウスCという名前で売られている。なお、ヨーロッパ市場には投入されていないが、これはヴィッツ(ヤリス)のハイブリッドバージョンを投入しているためである。
また、CMのBGMに千本桜(黒うさP)(ピアノVer.)を採用したことでも話題になった。
年表などの詳細はWikipediaを参照。