曖昧さ回避
「カードファイト!!ヴァンガード」のカード- ストームライダーディアマンテス
概要
東京ディズニーランドのスターツアーズと同じく、フライトシミュレーターを応用したアトラクション。
とはいっても、そこはさすがに年代の差。
スターツアーズ(旧)と比べると映像と動きのシンクロ率が格段に向上していたり、フルCGの映像ででリアリティが増していたり、さらにはスターツアーズには無かったギミックによるドッキリ演出があるなど大幅にパワーアップしている。
まあ、百聞は一見にしかずということで、実際にTDSに足を運んで体験してみるのが一番いいと思われる。
尚、水濡れ注意とだけは言っておく。
ストーリー
ポートディスカバリーに建つ奇妙な建物。
ここは特定の気象の観測・研究を行う、気象コントロールセンター(CWC)である。
このセンターで研究されている気象現象とは、ストーム。いわゆる台風である。
ゲストはまずブリーフィングルームに通される。
ブリーフィングルーム中央にある大型のレーダースクリーン。ここの北側から巨大なストームの渦が迫ってくるのが見て取れる。
その規模たるや、中心気圧750hPa・ランクは最強のF5。台風が夏~秋の風物詩となっている我々日本人すら化け物だと感じてしまう規模のものである。
ゲストはこのストームの観測と、そして消去を行うミッションに参加するという。
しかし、先述の通り文字通りの化け物ストーム。こいつに接近するのは並大抵のことではない。どうするのか。
ご心配なく。このためにCWCは、「ストームライダー」という特殊な航空機を開発したというのだ。
ストームライダーはVTOL機能を有しており、比較的穏やかなストームの眼の中に垂直に侵入することができるという。尚、ゲストはコクピット後部の観測デッキに搭乗することになる。
しかし、ストームの目に侵入するのはミッションの一部に過ぎない。最終目的、それはストームを消滅させることだ。
あの化け物をどうやって消し去るのか?
その鍵を握るのが、ストームライダーに搭載されたミサイル・ストームディフューザーである。
このストームディフューザーは凄まじい爆発を起こし、ストームを拡散させる事により消滅させるデバイスである。
ひと通りの説明が終わった後、ストームディフューザーの動作の再現に入る。
「ストームディフューザー、シドウ。」
研究員がコントロールパネルを操作すると、ブリーフィングルーム中央の水槽の中でストームを模した渦が発生。同時に、天井からストームディフューザーの模型が降下してくる。
「バクハツマデ、アト10ビョウ。9、8、7・・・」
カウントダウンが終了すると凄まじい閃光と爆発音がブリーフィングルーム内に炸裂する。
爆発が終わると水槽内の渦は消滅している。
研究員曰く、本物のストームディフューザーの爆発はそれ程でもないので安心してほしいとのこと。さっきの再現の100万倍程度しか無いのだから。
何より、機体が安全なところまで離れてから起爆するそうだ。
説明と模擬実験が終わったあと、ゲストはストームライダー1号機と2号機に分かれて搭乗する。
しかし2号機に搭乗することになったゲストは要注意。同機のパイロットであるキャプテン・デイビスはかなりのお調子者とのこと・・・
ストームライダー(航空機)
気象コントロールセンター(CWC)がストーム観測及び消去のために開発した航空機。
機体はヘリコプターのようなずんぐりしたものに、高翼式の主翼とV字型の垂直尾翼・逆T字型の水平尾翼を持つものとなっている。
メインエンジンは機体左右に搭載されたジェットエンジン(恐らく高バイパス比ターボファンエンジンと思われる)。エンジンの角度を変える(エンジン偏向式)ことにより、垂直離着陸を行うことができる。
主武装(?)は主翼の付け根に装備されたミサイル、ストームディフューザー。凄まじい爆発を発生させて、ストームを消去するものである。デイビス曰く「最新テクノロジーを駆使した超高性能なミサイル」らしいが・・・
ずんぐりとした機体にかかわらず、どこぞの超高機動輸送機よろしく90度近いバンクで旋回できるなど機動性は非常に高い。いわゆる動けるデブである。
新アトラクション建設に伴うクローズ
2015年5月19日に、映画『ファインディング・ニモ』シリーズの世界を舞台とした新アトラクション導入に伴い、2016年5月中旬をもっての運営を終了する旨が発表された。
しかし、ストームライダーは、ポートディスカバリーの象徴とも言うべきアトラクションであり、それがニモに置き換わるという話が出た途端に、ネット上では反対意見が次々とtwitterに投稿される事態となった。中には、「ストームライダーがないポートディスカバリーなんて、ソーセージのないホットドッグじゃないか!」と発言したユーザーもいた。どちらにせよ、ストームライダーのアトラクションのクローズが残す影響は甚大なものになるだろう。
Pixivでの扱い
Pixivに於いては、パイロット二名(スコット、デイビス)が明確に顔がわからないにも関わらずかなりのイケボイスということもあって、想像する余地が大いにあるせいかパイロットを描いたイラストがかなり多い。
ちなみにキャプテン・スコットの声は土師孝也氏、キャプテン・デイビスの声は磯部弘氏である。
関連タグ
土師孝也 [[磯部弘]