ラマシタ

らました

ラマシタとは「Fate/GrandOrder」に登場するノーマルカップリングのひとつである。

概要

「Fate/GrandOrder」におけるラーマとシータのカップリング。原典であるラーマーヤナでも実際に夫婦である。

…しかし、この二人が寄り添う光景は現実には決して叶わないのだ。

その原因は、生前のラーマが猿同士の抗争に介入した際、味方の猿であるスグリーバを助けるためとはいえ、敵対する猿のバーリを騙し討ちにした事でバーリの妻の怒りを買い、ある呪いを掛けられてしまった事に起因する。

――貴方はたとえ后を取り戻すことができても、共に喜びを分かち合えることはない――

つまり、シータとは決して会う事が出来ない、互いに視界に捉える事すら出来ない(出来るのは片方だけ)という余りにも残酷な呪いだった。

更にこの呪いは、二人の死後も「英霊の座」に有っても続き、「ラーマとシータは英霊の枠を共有する」という制約によって、聖杯戦争でラーマと言う英霊を召喚した場合はラーマかシータのどちらかが「ラーマ」として召喚され、二人が同時に召喚されることは決して無いのである。

「GrandOrder」の第5章で、ラーマは人類史の焼却という歪んだ状況ならば、彼女との再会がかなうかもしれないと思っていたが、やはり呪いからは逃れられず、傷ついたラーマの目が見えない状況で言葉は交わせたものの、彼が目を開けた瞬間にシータは消えてしまったのであった。

この場面は殆どのプレイヤーの涙腺にダメージを与え、二人の願いを叶えるべくシータの実装を願わずにいられなくさせた。