プロフィール
身長…160㎝(下駄を入れて170cm)
立場…豊臣軍所属軍師
武器…羅針盤
声…庄司宇芽香
概要
『戦国無双3』から参戦。
美濃の戦国大名斎藤家の家臣であり、後に秀吉に仕える軍師。あどけない雰囲気から想像できないほど冷静かつ豪胆な采配センスをもつ天才で、「今孔明」「知らぬ顔の半兵衛」などの異名を持つ。
一人称は「俺」で、外見に違わず少年のような立ち振舞を用いる。口調のテーマは「天衣無縫な天才少年であどけなさと鋭さの両立」とのこと。
面倒くさがりな性格で常々昼寝をしており、戦中も他の武将に任せてサボろうとしては周囲に「働け」「ダメでしょう」とバッサリ拒否されることもしばしば。
しかし実際はその異名に違わず思慮深い人物で、何も考えず気の向くままに行動しているように見せながら、すべては計算ずくで、いかなる敵が相手でも飄々と人を食ったような助言から容易く敵を術中に嵌めるほどの頭脳を持つ。
戦においては「楽して勝つ」をモットーとしており、いかに犠牲を少なくして勝つかにこだわっている。
先見の明にも長けており、斎藤家にもはや後がない事や、攻め入った織田軍の武将・羽柴秀吉が後に天下を治めることを予見すると共に彼の人柄を気に入り、「寝て暮らせる世」の実現のため彼に仕えるようになる。
結核により夭折したという史実通りのイベントもあるのだが、このシーンはかなり涙ものである。
また、外見こそ中性的であどけない顔立ちの少年のようだが、それなりに年は食っているらしい。本人もとくに身長についてコンプレックスを抱えており、指摘されることを極端に嫌う。しかし逆に、そんな幼い外見を利用して(サボるために)あざとい仕草で甘えるぶりっ子のようなところもある。
その何かと物議を醸す身長設定だが、『戦国無双3』の資料集より先に発売されたコンプリートガイドの時点で160cmと書かれており、以降の資料集では160cmに訂正されている。
『無双OROCHI2』の陣地で見て分かる通り、170または172cmは下駄を入れての身長で確定。
武器は羅針盤を改造したもの。針や仕込刃を高速回転させ敵を切り刻む攻撃が基本だが、軸に収納された鎖でヨーヨーを操るように自在に伸縮させたり周囲に振り回したりと広いリーチを持つ他、針を高速回転させ空を飛ぶなどのアクションも見せる。
人間関係
斎藤家出身ということもあり、濃姫や明智光秀とも顔馴染みの間柄。
とくに濃姫とは予てより非常に交友が深いことが示唆され、武器に使用する羅針盤も彼女から送られたものとされる。普段猟奇的な言動を用いる彼女も、半兵衛の前では人間らしい暖かみを垣間見せている。
一方で、濃姫の夫である織田信長のことはその苛烈すぎる思想もあってか嫌っており、自身はあくまでも「秀吉の家臣」であるとしている。また、前述の結核により信長全盛の時代に病没するが、彼の天下が長くは続かないことも予見している。
同じく軍略家である黒田官兵衛とは性格こそ違えどウマが合うらしく、官兵衛の冷たい態度も気にせず対等に接し、ときには共にその知略を練ったり競い合ったりしている。また、毛利元就とは敵対しながらも、互いに才を認め合う関係にある。
一般武将時代
声:岡本寛志(2)
武器:槍
第1作目から登場しており、稲葉山城の戦いでは一夜城完成後に織田軍に寝返るというイベントがある。
『2empires』では浅井長政・豊臣秀吉のいずれかが大名の状態で登用すると、彼が稲葉山城を数少ない手勢で落としたことを挙げるイベント「長政(秀吉)、今孔明を得る」というものがある。