鳥嶋和彦

とりしまかずひこ

鳥嶋和彦とは、雑誌編集者。出版界における立志伝中の人物でもある。

新潟県小千谷市出身。1976年に集英社に入社、週刊少年ジャンプで長らく

多くの漫画家を担当し後に編集長もつとめた。

特に鳥山明、桂正和を担当した際にはヒット作を飛ばしたり

様々な逸話が残されている。

編集者という本来裏方の立場ながら鳥山明に度々容赦なく「ボツ！」と駄目出しをする様を

作中でネタにされたり、Dr.マシリトのモデルにされたりしたため読者にも

広く名が知れ渡っている。

ラブコメ好きで、何かと作品をラブストーリーにもっていかせたがるため

恋愛描写の苦手な鳥山との間には特に様々な逸話が多いが、仲が悪いわけではない。

後に『Vジャンプ』の立ち上げにも関わり(初代編集長)、週刊少年ジャンプ編集長を経て集英社専務取締役にまで上り詰める。

'15年8月に退任し、白泉社代表取締役社長に就任。

ドラゴンクエストシリーズのキャラデザに鳥山を起用させたのは他でもない鳥嶋である。つまり、DQシリーズが今あるのは鳥嶋の貢献を抜きにして語れないのである…が、最近のシリーズは触ってないならしく、30周年のメッセージでは「最近のは知らんのですが」と述べている。

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