概要
CV:浪川大輔
クライン王国の検事。
国際検事として世界中の法廷で裁判を行う資格も持っており、クラインの民衆からは英雄扱いされている。
「裁判は被害者のタマシイをとむらう儀式であり、罪人を裁くことがタマシイの救済になる」という独自の思想を持ち、弁護士は救済を阻む存在として強く敵視している。
物腰は柔らかく口調も丁寧だがかなりの毒舌で、犯罪者や弁護士に対しては穏やかながら容赦のない態度で辛辣な言葉を浴びせかける。
どのくらい辛辣な言葉なのかは主に「ド腐れ弁護士」が代名詞で、
個別になるとそれぞれ成歩堂は「後ろトゲウニ」、王泥喜は「赤ピーマン」、心音は「黄色ピータン」と呼んでいる。
またかなりの勤勉家で、裁判のために異国の文化を学び相応の知識を身につけているが、
人遣いが凄まじく荒く宝月茜の能力を高く買っているが、こき使われているため彼女から若干苦手意識を抱かれている。
御説教に長時間(大体8時間くらい)のお経を使う。また「あきらめる」という言葉を多用している。
王泥喜法介とは過去に関わりがあったらしいが、彼自身は王泥喜を拒絶しており、
心を閉ざしてしまっている。
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以下に物語の核心に関わる重大なネタバレあり。未プレイの方は要注意。
元弁護士だった革命軍のリーダーのドゥルク・サードマディの息子。ドゥルクの養子だった王泥喜とは彼が10歳くらいになる頃に日本の家に養子に出されるまで、兄弟同然に育てられた。
その後はクラインの法曹界を変えるべく、革命軍の一員として検事になった。ドゥルクはナユタの母でもある前クライン女王アマラを暗殺したとされていた為、周囲からは冷遇されていたが、努力の末にクラインの英雄と言われるようになった。
しかし、父と同じ志を持っていたナユタにも、レイファ王女の存在が影を落とした。
レイファは表向きは現女王ガランとその夫の娘とされていたが、実際には同じ両親から生まれたナユタの実の妹であった。クラインでは「親の罪は子の罪」という風習が強く、ナユタもドゥルクの息子であった為に王族から除外され、周囲から冷遇されてきた。レイファがドゥルクの娘であることを公表するとガラン女王に脅されてしまい、妹の幸せを願っていたナユタは革命の志を諦め、ガラン政権に従うようになった。法廷でよく「あきらめろ」という言葉を口に出すのも、そうした過去のためである。