鏑木美波
かぶらぎみなみ
テレビアニメ『ハイスクール・フリート』(はいふり)の登場人物。
失敗は成功の母
プロフィール
人物像
「晴風」の衛生長を担当。周囲からはマッドサイエンティストと呼ばれている。会話でよく論語や諺、偉人の格言・名言などを使う。ココアには塩を好んで入れて飲む。
実は、海洋医大を小学生から飛び級で卒業した上、博士号まで取得しているという、人知を大幅に超えた大天才。ただそれゆえに海洋研修が未修得だったため、横須賀女子海洋高校に入学し、「晴風」に乗船。制服が他の生徒と若干異なるのはそのため。
第4話において、立石志摩の人格破壊・暴走の原因となった謎の鼠を隔離し、管理、研究を行っていた。第5話で、鼠が隔離されている水槽のそばに行くと自分の腕時計が機能しなくなることに気付く。そして第6話において、その鼠は体内にウイルスをもっており、うっかり触れることによって、触れた人間の人格の破壊・暴走を引き起こし、電子機器を狂わせてしまう上、それが媒体になってさらなる人格破壊・暴走者を生んでしまうと言う、恐ろしい秘密を解き明かしたのだった。その研究結果をレポートにまとめ、さらには血清を作成して、自ら文字通り体を張って効果を試した。第7話でブルーマーメイドに鼠とレポートと血清を託した。第9話でのシュペー奪還作戦の突入班にも加わり、凶暴化した生徒達に血清の注射を施している。
第10話では赤道祭で最後に美波が出し物として合唱を提案する。そこで美波が12歳だったという衝撃的な事実(明乃やましろも含め乗組員全員が知らなかったため驚いていた。海洋学校校長は知っていて、第8話で安全監督室長である長女の宗谷真霜に話している。)が明らかとなるが彼女はそれを気にせずに歌いだす。乗員らもそれに応じ、合唱の終わりを持って祭りは終了する。
美波さん語録
- 第3話:知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼(おそ)れず。
- 第3話:春眠暁を覚えず、夜来に砲火の音、一服の茶を喫する。
- 第3話:同舟相救う、其の舟を同じくして済りて風に遭うに当たれば、その相救うや左右の手の如し。
- 第4話:『蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)』
- 第5話:『無憂無風(むゆうむふう)』
- 第6話:之を知るは之を行うに如かず。学は之を行うに至りて止む。
- 第9話:兵は敵に因(よ)りて勝ちを制す。