JRグループ各駅にある乗車券発売窓口のうち、マルス端末が置かれ、JRグループ旅客全社の鉄道線乗車券、JRバスの座席指定制路線の乗車券、・指定券などを総合的に発券できる発売所。
窓口と名前が付いているが、窓口形式でない場合もある。
みどりの窓口の名称は常備券の赤や青に対して、淡い緑色をしていたことによると言われている。
TOKIOの長瀬智也がこんな勘違いをしていたが、グリーン車の切符しか購入できないというわけではない。
ちなみにマルス端末がない駅員配置駅で座席指定券を購入する場合、マルス指令や決められたマルス端末設置駅へ電話を用いてやり取りをする。発行駅での聞き間違いのないように、席番号についてはA席「アメリカ」、B席「ボストン」、C席「チャイナ」、D席「デンマーク」、E席「イングランド」と発音する。
テレビ番組「みどりの窓口」
1965年から1985年3月にかけて日本教育テレビ(現在のテレビ朝日)で放送されていた。国鉄から提供された情報を放送する番組で、月-土曜日の朝7時45分から15分間の生放送番組だった。
放送日の朝における首都圏の運行情報や各特急・寝台特急列車の空席情報の他、国鉄からのお知らせ、首都圏に限らない列車や沿線のみどころなどを紹介するVTRが放送され、空席情報の放送時はBGMにポール・モーリアの「ペガサスの涙」やイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の「テクノポリス」などが流れた。
放送時間は移動しており、1970年代後期は朝7時30分からの時期があった他、1980年代からは放送時間が朝6時45分からに繰り上げられ、1983年秋以降はおはようテレビ朝日の1コーナーに組み込まれた。ただし土曜日の放送だけは独立した番組として扱われ、テレビ朝日での放送終了まで続いた。
1985年4月からは放送内容をそのままに放送局をテレビ東京へ移し、レール7へ改題。国鉄分割民営化後は提供がJR東日本になり、1991年4月にタイトルを「列車でいい旅」へ改題して1992年3月に放送を終えた。