ポルナレフとは
- ジョジョの奇妙な冒険に出てくるキャラクターの一人。本項では彼について説明する。
- ゲーム『時空の覇者Sa・Ga3』に出てくる主人公デューンの男友達…なのだが、劇中で台詞は一切無く存在感が薄い。
概要
初出は第3部『スターダストクルセイダーズ』。フルネームは『ジャン=ピエール・ポルナレフ』で、国籍はフランス。
カッチリ逆立てた髪と、ハートをギザギザに割ったようなイヤリングが特徴。
最初は香港でDIOの刺客としてジョースター一行の前に現れたが、アヴドゥルに敗れてにくめないヤツになった後は、妹シェリーの敵を討つべく、彼女を殺した両右手の男(J・ガイル)を倒すために仲間となる。
登場した当初はシリアスな雰囲気のキャラだったが、仲間になってからは本来の軽い性格が目立つようになり、所謂コメディリリーフの役割を担っている。アレッシーにやられて子供になった時はガキンチョっぷりを存分に発揮していた。
性格は直情的で、情に流されて先走ってしまう、冷静さを欠くなどの欠点も目立つが、それらは逆に言えば情に厚い友人想いの好漢という事でもあり、カッコいいシーン、泣けるシーンにも欠かせない存在として強い印象を残し続けた名脇役である。
その後、第5部『黄金の風』で再登場する。
第三部から五部までの間にディアボロと戦闘をしたが、右目と両足を失うほどの大敗を期してしまい、車椅子での生活を余儀なくされている。
性格も変わっており、第三部で見られた軽いノリは見られず、非常に落ち着いたものとなっている。
スタンド「シルバー・チャリオッツ」
剣先を飛ばす、甲冑を脱いでスピードアップといった能力を持ってはいるが、
ポルナレフはそれらをあまり使わず、10年の歳月をかけて磨き上げた技と基礎能力のみで戦うスタイルを取っている。
その成果は伊達ではなく、アヴドゥルの炎を軽くいなしたり、光の中を飛び交うハングドマンを捉えたりすることまでも可能なほど。
なァ~にぃ~?マスクがジャギ?聞こえんなぁ~
AA
ポルナレフと言ったら以下のありのまま今起こった事を話すAAが有名である。
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やつを追う前に言っておくッ!
おれは今やつのスタンドをほんのちょっぴりだが体験した
い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『おれは奴の前で階段を登っていたと
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ 思ったらいつのまにか降りていた』
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった…
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 催眠術だとか超スピードだとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
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これは、ポルナレフがDIOと対峙し、その能力の片鱗を味わった際に起きた事をありのまま承太郎に伝えているシーン。
ポルナレフ視点であれば上のセリフで正しいが、正しくありのまま起こった事は
『ポルナレフが階段を昇ったらDIOにザ・ワールドで時を止められ、数秒の間に彼を下に動かし、能力に気づかれないよう、立ち位置やポーズをなるべく変えないように戻り、時を動かした』
となる。冷静に見るとツッコミどころが目立つ。
タグ検索では時々ポルナレフが関係無い絵が引っかかるが、その場合、このポルナレフのように「ありのままry」な状態にされかねないような展開が待っている。
これとは別に、SFCのゲームを元にした本屋のAAも有名だが、意外にもイラストになっていなかったので、ここでは割愛する。
元ネタ
ポルナレフの名前は「Michel Polnareff」という、フランスの歌手から来ている。
なにジョジョ?それがどうしたって?
これ。flash全盛期に聞いたことがある人は多いだろうこのフレーズ。
これの元ネタを歌っているのがポルナレフである。
更に、彼の妹の名前も、この曲の邦題『シェリーに口づけ』より来ている。