概要
天使ヶ原桜の幼馴染その2。私立算文高校に通う、高校2年生。
見た目は地味な文化系メガネ女子だが、実は元ヤンの超武闘派女子。
そのうえ、死ぬほどモテないのに超肉食系という難儀な性質の持ち主。
あだ名は「ヤーさん」。
人当たりのいい天使ヶ原、溌剌としている嬉村とは対照的に、クールな性格。
しかし奥底には、強烈な恋愛願望とリア充への嫉妬心を秘めている。また、嬉村とは別のベクトルで脳筋。
常に彼氏を欲しているが、あまりにも荒っぽい性格が災いして、作れないままでいる。
自分なりにモテる努力はしているのだが、あまり実を結んだ様子はない(例として、天使ヶ原とともにサキュバスの恋愛テクニックレッスンを受けたが、常に暴力の影がちらつく恐ろしいアピールしか出来ずに終わったなど)。
メガネもその一環で、実は「メガネはモテる」という情報を信じて視力2.0なのに伊達メガネをかけている。つまりそもそも文化系ですらない。
ただし実は、天使ヶ原が「暴力的な面を隠せば普通にモテるはず」と評価するとおり、彼女や嬉村笑美と比べても頭ひとつ飛びぬけた美人である。加えて、174cmの長身を鍛え上げてあるため、作者いわく「見た目だけなら芸術品」とのこと。
中学時代は、不良集団「仏血霧(ブッチギリ)」の初代総長としてチームをまとめていた大物ヤンキーであり、高校入学とともに堅気に戻ったと思われる。
当時の服装は、サラシに白い特攻服。その間から覗く腹筋は、見事に割れていた。
現在でもその腕っぷしは衰えておらず、「リア充爆発しろ」の発作とともにスチール缶をたやすく握りつぶすほど。また、茨木童子の配下の鬼達を一人でボコボコにしている。
まさに「女子力(物理)」を地で行く超武闘派女子であり、他クラスの男子生徒からは『2B組の毘沙門天』と呼ばれていた。
現在は天使ヶ原、嬉村とよく一緒に行動しており、左門や九頭龍とも、よく遊ぶ間柄になっている。
嬉村とは違って悪魔の存在を知っている。
「(欲望に忠実である姿が)素敵だと思う」と言ってくれた左門のことをひそかに狙っている。