概要
CV:鈴木みえ
自称「味の貴公子」、あるいは「カレーの天才」。味吉陽一のライバルの一人で、第28回味皇GPにおいては、陽一と「両者同時優勝」を成し遂げる。性格は多少自意識過剰なところがあるものの、料理の腕に関しては陽一に決して引けを取らない。その中でも「カレーライス」は得意料理の一つであり、過去に二度陽一とカレー対決をしている。
他、ケーキやハンバーグ、ハンバーガー等、幾度となく陽一と勝負をしており、最初のカレー勝負と味皇グランプリのカニ料理対決で負けた以外は、全て勝負がついていない。
大阪弁で豪快かつ大雑把な印象を受けるが、料理は典雅で繊細な、品のあるものを作る傾向があり、大衆食堂の為に高級料理を不得手としている陽一に比べ、父親代わりの建設会社社長の資金力をバックに一般料理から高級料理まであらゆる料理に不得手が無い。
自身を「カレーの天才」等、カレーに拘る部分を見せるのは、おそらく最初に見いだされた料理がカレーだったからだと思われる。
ミスター味っ子Ⅱでは、建設会社の社長代理のような事をしており、料理からはしばらく離れていたが、その腕は全く落ちていない。また経営者側となった事で料理に対する視野は往年よりもさらに広がっており、コストの面や運営効率の面においては、陽一を含めた同輩たる、かつての少年料理人たちと比しても、一歩も二歩も進んだ考え方を持っている。
そしてミスター味っ子Ⅱでは大人になった事で少年期からあった野性味に高い知性が備わり、知的でワイルドなかっこいい大人になっている。Ⅱにおいて最も得をしているキャラだろう。
ただし味皇GP編ではさすがに一線で切磋琢磨している料理人たちには及ばず、わずかの差で予選敗退する事態となってしまった。