概要
2015年6月のE3において発表された、『ニーアゲシュタルト / レプリカント』の正式な続編。
発表当時はサブタイトルが伏せられていた……というか、この時点では正式タイトル自体が決まっていなかった。当初は「アンドロイズ」なるタイトルで行く方向だったが、商標の関係でボツとなり、いろいろ検討して商標が取れる現タイトル『ニーア オートマタ』に落ち着いたという。タイトルの決定を発表したのは2015年11月であった。対応ハードはPS4。
前作を開発した会社がなくなってしまったため、開発は『BAYONETTA』を制作した「プラチナゲームズ」が行う。アクションが中心となるが、前作のようなシューティング要素も含まれる。またお馴染みの周回要素はあるが、前作とは異なる仕掛けを用意しているとのこと。
ストーリー
遠い未来。
突如、侵略してきた異星人たち。そして、彼らが繰り出す兵器「機械生命体」。あまりに圧倒的な戦力の前に、人類は地球を追われ月への移住を余儀なくされる。
地球を奪還するため、人類側は戦闘型アンドロイド兵士で構成されたレジスタンスを組織。さらに、硬直した戦況を打破するため新型アンドロイドである戦闘用歩兵「ヨルハ」部隊を投入する。
人のいない不毛の地で繰り広げられる機械生命体とアンドロイドの熾烈な戦い。やがてそれは、知られざる真実の扉を開けてしまうことになる…。
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時系列的には前作の未来の話であり世界観は設定的に繋がっているが、ストーリー的に繋がっているわけではない上、続編だと思ってプレイすると戸惑う可能性もあるそうだ。
前作のドラマCDに収録された「宇宙大戦争」の時代に近いと思われるので、予習としてドラマCDを聞いておくのもいいだろう。
なお、前作のキャラは一応出てくるが主要人物ではない。
スタッフ
開発:プラチナゲームズ
プロデューサー:齊藤陽介(ドラゴンクエスト10、ニーアゲシュタルト/レプリカント)
ディレクター:ヨコオタロウ(ニーアゲシュタルト/レプリカント、ドラッグオンドラグーンシリーズ)
キャラクターデザイン:吉田明彦(ファイナルファンタジータクティクス、ファイナルファンタジー14、リトルノア)
登場人物
2B(トゥー・ビー) ヨルハ二号B型 (CV:石川由依)
自動歩兵人形「ヨルハ」部隊の一員として派遣された、汎用戦闘モデルのアンドロイド。
ヨルハ部隊員は名前を持たず、全て記号で呼ばれる。感情を持つことは規則上禁止されているが、モデル毎の個体差があり、2Bは比較的冷静沈着な性格の持ち主。
戦闘用ゴーグルを装着しているため、目元を見せることがほとんどない。
剣撃による近距離攻撃と、サポートシステム「ポッド」を利用した遠距離攻撃が可能。
9S(ナイン・エス) ヨルハ九号S型 (CV:花江夏樹)
攻撃機能も有するが、調査任務に特化した機体で、おもにハッキングによる情報収集を得意とする。ヨルハ部隊の中では比較的感情表現豊かで優しい性格。
2Bといっしょに行動することが多いキャラで、プレイアブルなキャラでもあるが、自由に切り替えて操作することはできない。
A2 ヨルハA型二号 (CV:諏訪彩花)
A型は現在運用されてない近接特化のプロトタイプモデル。あまり多くを語る性格ではなくつねにひとりで行動している。
A2と2Bの素体は同じデザインという設定。2Bと同じ位置にホクロがあるのはそういった理由。
関連イラスト
主人公の「ヨルハ」。前作主人公(ニーア)との関連性は?
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外部リンク
『NeiR Automata』 公式サイト(※音量注意)