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FT-86の編集履歴

2016-07-03 21:00:40 バージョン

FT-86

えふてぃーはちろく

FT-86はトヨタ自動車が発表したスポーツカーのコンセプトモデル。市販車はトヨタ・86およびスバル・BRZ。

この車種はトヨタ自動車スバルが共同開発(なお内訳はデザインやコンセプトをTOYOTAが、設計や製造などを富士重工が担当した)した車両であり、2007年ごろから計画され、2009年の第41回東京モーターショーにおいて発表された。

 この車種のコンセプトとしては、小型・軽量・低重心・低慣性を特長としたスポーツカーであり、若者にも手が届く価格ということを目的としている。

 この車種は複数種類存在し、通常のFT-86および2011年に発表されたFT-86II、2010年に発表されたGスポーツ(ターボエンジンやエアロパーツを搭載したもの)が存在する。

 この車が2012年に発売された86およびBRZにつながった。

 また、市販車である86をそのままの名称で呼ぶとAE86と紛らわしいため、あえてFT-86と呼ぶことがある。

市販車種との違い

 この車両が市販車種と異なる点は、コンセプトカーのほうが車両の大きさが少し小さい点があげられる。また、細かな変更が行われているとされる。また、コンセプトカーのほうが前輪駆動的なデザインであったが、市販車は後輪駆動にふさわしいデザインに変更したとされる。

 量産にあたっての変更も存在するかもしれないがこの辺りは詳しくわからない(執筆できる方募集)。

そのほか

FT-86のFTは「Future Toyota」の略であり、決して「Fujiwara Tofuten(藤原豆腐店、頭文字D登場の架空の店舗)」の略ではない。

Futureと名乗ってはいるが、ガソリンエンジン・後輪駆動・ロングノーズショートテールの伝統的クーペスタイルと、およそコンセプトは前世紀の遺物(というかバブル期のリバイバル)であり、どこが未来なのかと全力で突っ込まざるを得ない。しかし、ワンモーションの空力ボディ・FF・ハイブリッド・ショート&ワイドボディのクーペスタイルと野心的な要素をこれでもかと詰め込んだライバル車のCR-Zがあまり売れなかったことを考えると、こちらがビジネス的には正解なのだろう、たぶん。


関連項目

86 BRZ トヨタ・86(ハチロク)/スバル・BRZ

トヨタ自動車 スバル

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