概要
元々は筵(むしろ)と呼ばれるワラ等を編んで作った敷物で人や物を巻くこと。
転じて、筵で巻いた上から縄で縛って川や海に放り込むという死刑の方法を指す言葉となった。
(もっとも、制度的な刑罰ではなく、制裁も兼ねた私刑であり、意外と生き残る事も多かったらしい。)
現在では修学旅行等でたまによくやるクラスメイトを布団に巻き込む悪ふざけ(いわゆる「布団蒸し」)も状態が同じことから「簀巻き(あるいは「スマキ」)」と呼ばれるようになり、最近では筵や布団に限らず広意義に「何かに首から下全身を巻かれて動けない状態」を指すようにもなっている。
けれどやはり前述の悪ふざけの例が有名過ぎるのか「布団でぐるぐる巻きになっている(+ほどけない様にロープ等で縛ってある)様子」を指すのが一般的で、一部には芋虫の様なこの姿が萌えるという人も少なからずいる。
ただし、あまり厚手のもので包まれて、体温が外に逃げずに籠ってしまう状態になると、自分の熱で蒸し殺されるという事態にもなりかねないので注意である。