動物系のイラストでも、特に両棲類(カエル、イモリ、サンショウウオなど)につけられるタグ。
概要
本来の表記は「両棲類」。「棲」が常用漢字表にないため、教科書では「生」で代用されている。
幼体ではもっぱら水中生活を送るが、成体になると水中と陸上の二重生活を送る。この際大きく姿を変える(変態する)種類が多いが、特定の条件にならないかぎり上陸せず、幼体の姿のまま成熟する両生類もいる。ブームになったウーパールーパー(メキシコサラマンダー)もこの種類。
両棲類の「両棲」とは、水中と地上のどちらでも生活できるという意味ではなく、水中と地上を股にかけて棲む必要があるという意味である。きれいな淡水でないと棲息できず、粘膜に覆われた皮膚は乾燥に耐えられない。環境変化や感染症に弱い生き物で、20世紀以降多くの種類が絶滅している。
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