ルーン文字
るーんもじ
ルーン文字とはゲルマン諸言語の表記に使われていた文字である。
概要
原カナン文字およびその派生言語であるヘブライ文字のように字体や発音だけでなく、それぞれの文字自体に意味が付されている。
例えば稲妻マークのような、またはSの字をカクカクにしたようなソウェイル(ソエル)には「太陽」という意味がある。
1、2世紀頃、他の文字を参考にして北イタリアで作られたとされる。
神秘的なイメージの強いルーンだが、ひらがなやカタカナのように日常で用いられる語でもあった。
現在よく見られるラテン文字アルファベットが使われるようになると、古いルーン文字に神秘性がより見出されるようになった。
こうして呪術用の文字として用いられるのが盛んになる。現在でも占いに用いる人がおり、そのための関連書物も出ている。