概要
カミキ・セカイが、第13回全日本ガンプラバトル選手権全国大会の頂点に立った後、キジマ・シアと行ったガンプラ修行を経て自ら作り上げたガンプラ。
セカイが初めて作り上げたオリジナルガンプラである事もあり、名称には彼の名前が冠されている。
シアが制作に協力し、セカイがガンプラバトル選手権を経て学んだプラモ製作技術を投入している事もあって、その完成度は高い。
セカイと共に選手権を戦い抜いたビルドバーニングガンダム、トライバーニングガンダムを参考に制作され、これらとは赤と白を基調としたカラーリングや全身に配された粒子放出用のクリアパーツなど、様々な要素を同じくする。
各部にはゴッドガンダムや武者號斗丸に似た意匠も見受けられ、一見すると胴着を着ているようにも見えるが、その姿はさながら鎧を纏った若武者を思わせる。
格闘戦を主観に置いたコンセプトもビルドバーニングなどと同様だが、全日本ガンプラバトル選手権決勝戦で見せた「炎の剣」を振るう為の太刀が腰に備えられており、これを用いた剣撃を演じる事も可能となっているなど、格闘戦の対応の幅をもたせている。
トライバーニングガンダムと同様に鳳凰覇王拳を放つことが出来るなど、基本性能は高いが、セカイが自分用に制作したという事もあって他のファイターが使用してもその性能をフルに発揮する事は出来ない。
左肩の「神」のエンブレムは粒子ビーム砲になっており、後述する炎の粒子も、サイコミュ兵器のような要領で扱うことが可能。どうやら修行の最中に、ようやく射撃武器の扱いを心得たらしい。
なお、アシムレイト時には過去にセカイが使用して来たガンプラと同じく炎を思わせるエフェクトが機体各部から放出されるが、カミキバーニングガンダムの場合はゴッドガンダムに近い光輪がバックパックから放出される。
その後もスターウイニングガンダム、ライトニングガンダムストライダーとの連携能力の強化といったアップデートが行われており、第14回大会では機体から放出される炎をコントロールする機能などが追加された他、新ウイニングロードによる高次元の連携が可能となった。