概要
物語中盤で到達するダンジョン「イルシールの地下牢」のある場所でジェスチャー「古竜への道」を使うことによって到達できるダンジョン、「古竜の頂」のボス。
古竜の頂の大鐘楼で鐘を鳴らすと快晴だった頂の天候が嵐へと変わり、無名の王へ挑むことができる。
ボスキャラとして
古竜、嵐の竜の背に乗り相棒の竜と息の合ったコンビネーション攻撃を仕掛けてくる。
強さ
強い、とにかく強い。一撃の火力が非常に高く効果的なダメージを与えられる部位が竜の頭しかないため基本的に竜と王の連携を掻い潜って一撃を入れていく形になる。
ある程度ダメージを与えると古竜が倒れ込み、頭に致命の一撃を入れることができるので上手く戦っていこう。
そして、倒すと…
ムービーが流れ、無名の王が倒れた嵐の竜に手を添え、竜の頭に槍を突き刺して竜のソウルを吸収し第二形態となる。(無名の王が竜に槍を突き刺してソウルを吸収する直前に殺すのを躊躇うかのように槍の穂先が震えている)
王単体となった第二形態は火力、スピード、リーチ、全てが非常に高く嵐の竜の力を取り込んだからか槍の一振りで突風を巻き起こし、舞空術めいた動きで背後に回り込んだりと非常にアグレッシブな動きを見せる。また、第一形態から使っていた雷撃もさらにパターンが増え背後もカバーするようになる。
他にもオーンスタインの技である雷を纏った槍の突き刺しやかつて薪の王グウィンの使っていた太陽の光の槍を使えるなどただのボスではないことが伺える。
容姿
長い銀髪に隠れた黄金の王冠を被り、竜鱗の衣を着ている。手に持つ槍は雷を纏い、オーンスタインの竜狩りの槍と似た十字の意匠が見受けられる。
彼の装備の説明テキストには「最古の王のそれに近しい」と書かれている。
彼はいったい何者なのだろうか…?
※以下、重大なネタバレ注意!!!
古竜の同盟者、竜狩りの戦神
その正体は愚かな行いで神を追われ、アノール・ロンドや各地の太陽の祭壇にあった石像も粉砕され、記録にも名前が伝わっていない戦神にして太陽の長子その人であった。
無印の太陽の長子の指輪に書かれていた愚かさとは神の敵である古竜の同盟者となり、神を裏切ったという衝撃の真実であった。
作中ストーリーでは無名の王=太陽の長子とは一切明かされないが無名の王のソウルの説明、および太陽の長子の指輪や無名の王のソウル練成で作成できる武器や奇跡、誓約「太陽の戦士」の報酬としてもらえる奇跡の説明テキストを読むと無名の王の正体は太陽の長子であることがわかる。
太陽の長子は戦闘能力だけを見れば全盛期の父、グウィンにも匹敵したらしい。あの強さも納得である。
戦神として知られる太陽の長子の武器
グウィン王の太陽の光を継いだ長子は
武力ばかりは見劣りしなかったと言う
初代ダークソウルにおける雷の大槍のテキストより
なぜ彼が神を裏切り、全てを捨て古竜の同盟者となったかは作中でも一切明かされないため、推測が必要である。
古竜の同盟者たる無名の王は
生涯、嵐の竜を戦場の友とし
竜が倒れたとき、そのソウルを己のものとした
神代では、それは戦友の習わしであったのだ
嵐の曲剣のテキストより