概要
初出は1966年3月『ファンタスティック・フォー』から。
ギャラクタス(Galactus)は、惑星を崩壊させ、そのときに解放されるエネルギーを食べる「コズミック・ビーイング」の1人である。「宇宙魔神」「コズミック・ディバウラー」「プラネット・イーター」等の異名を持っている。
強大なパワー・コズミックの使い手であり、これにより物体の構成分子の再構築および元素転換、銀河間の距離を越える物体のテレポート、時空間の操作、自らの大きさの変化、破壊力線の放射、不可壊に近い強度のフォース・フィールドの構築、次元間移動ポータルの作成、テレパシー、テレキネシス、宇宙的な知覚力などを発揮することができる。
ギャラクタスは、彼のヘラルドの1人であるモーグを死から復活させたように、知的生命体を創造する能力を持っている。また同時に自分自身あるいは他者の物理的な損壊状態を再構築することができる。さらに記憶、感情、魂を自在に操作することができ、この能力はヘラルドを生み出す際によく用いられる。死んだ惑星をそこにかつて住んでいた知的生命ごと復活させたこともある。
因みにギャラクタという娘が存在している。本当にこのバケツ親父から生まれたのかと疑いたくなるほどに(日本基準で見ても)可愛らしく、しかも眼鏡っ娘。その上腹ペコ属性持ちというどこの日本漫画から飛び出してきたんだと言いたくなるような萌え属性持ちだったりする(コスチュームはギャラクタス準拠だが、セクシーにアレンジされている)。
とはいえ父親譲りのコズミック・パワーは健在で、同時に飽くなき飢餓感に苛まれている。そのため目につくものはとりあえずカロリーで計算してしまう癖がある。
しかし彼女は地球を愛しており、地球を侵略に来るエイリアンを捕食することで飢えの力を地球を守るために役立てている。
テッカーメン
『宇宙忍者ゴームズ』でのギャラクタス。
おそらく鉄仮面っぽいものを被っているからこの名前になったと思われる。
次のご飯として地球に目をつけ、先にシルバーサーフィンを送り込んだうえで地球へ飛来する。
しかし、スージー(スーザン)の説得を受けて寝返ったシルバーサーフィンと、デッカチー(ウォッチャー)の入れ知恵を受けた宇宙忍者ゴームズ達の抵抗により、地球捕食を断念し去っていった。
原作に比べるとかなり小さく描かれている。
威厳たっぷりの話し方で、負けを認めたときには宇宙忍者ゴームズの勇気と知恵を称えるなど、悪魔博士と比べると、かなりカリスマ性のある、ヴィランらしいヴィラン。
……が、狼狽するとやっぱり訛る。
おおおい!やめろよせ!
そらどっから取って来たぁ?
どぉこで手に入れてきたの!?
そんな危険な物を振り回すのはやめろ!ッオイ(裏声)!
それは銀河系を破壊できるぐらいの力があるんだ、そんな危ない物は早く下に置け!