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文化放送(韓国)の編集履歴

2016-10-04 00:38:31 バージョン

文化放送(韓国)

むんふぁほうそう

韓国のラジオ・テレビ兼営局のひとつ(メイン画像はその歴代ロゴ)。

日本のラジオ局(JOQRの方)については→文化放送

文化放送を社名に持つ日本のテレビ局については→北海道文化放送長崎文化放送


フジサンケイグループと深い関係を持つ

「文化放送」(ムンファほうそう。朝鮮語:문화방송 ※)は、韓国・ソウル首都圏(ソウル特別市とインチョン広域市およびキョンギ道)を放送対象地域としてラジオ・テレビを兼営している半官半民の放送局にして、韓国全土を網羅するMBC系列局のキー局である。略称は英語表記の「Munhwa Broadcasting Corporation」にちなむ「MBC」。

日本の文化放送(QR)との区別のため、韓国MBCもしくは、韓国文化放送と呼ぶこともある。

1961年に開局し、当初はAMラジオのみ、その後1969年からテレビ放送、1974年からはFM放送も開始して現在にいたっている。

コールサインはAMがHLKV、FMがHLKV-(S)FM、デジタルテレビがHLKV-DTV。


本社はソウル特別市マポ(麻浦)区のデジタルメディアシティ内にあるが、最近までヨンドンポ(永登浦)区に置かれていた。

日本のフジテレビと関係が深いこともあり、MBC東京支局がフジテレビ本社内に置かれ、逆にフジテレビのソウル支局がMBC本社内に置かれている。また、フジテレビと同じフジサンケイグループの一員でもあるQRとの交流もあり、2002年の韓日ワールドカップの際には、QRとMBC、両方の文化放送で同時生放送が行われた


このほか、系列のウォンジュ文化放送はAMラジオの周波数がニッポン放送と同じ1242kHzで、ジョンジュ文化放送は同じMBCつながりで南日本放送(鹿児島市)と提携するなど、多数の系列局が日本の地方局との関係を持っている。



※:朝鮮語では「ムナバンソン」と発音する。


MBC本体の主な放送局

AMとワイドFM

韓国ではワイドFMを「標準FM」と呼ぶ。

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送信所周波数空中線電力コールサイン
トダン(土堂)AM 900kHz50kWHLKV
クァナク(冠岳)山FM 95.9MHz10kWHLKV-SFM

MBC FM4U

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送信所周波数空中線電力コールサイン
ナムサン(南山)FM 91.9MHz10kWHLKV-FM

韓国MBCの電波は、日本でも北陸以西でよく届いており、親局が同じ周波数900kHzの山陰放送(BSS/鳥取県米子市)と高知放送(RKC/高知市)のエリア外ではこれら2局と混信したり、むしろBSSやRKCの方が受信できないに等しい場所もある。これはBSS・RKCとも親局の空中線電力が5kwしかないためでもあるという。


テレビ

ここではデジタルテレビ。コールサインはHLKV-DTVである。

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送信所物理チャンネル空中線電力
ナムサンK-50ch5kW
クァナク山K-14ch2.5kW

その他、インチョン広域市、キョンギ道の各地に送信所がある。


MBCの系列局

プサン文化放送、テグ文化放送、クァンジュ文化放送、ジョンジュ文化放送、デジョン文化放送など、韓国全土に16局があり、いずれもラ・テ兼営局である。

このうちジョンジュ文化放送のAM波は855kHzで、放送対象地域のチョルラ北道以外の地域では、同じ周波数855kHzの送信所が存在するピョンヤン放送と混信することが少なくないという(日本では九州北部を除き、高い確率で混信する)。


その他、詳細はwikipediaの記事も参照のこと。


ちなみに

1995年のサムプン百貨店崩壊事故や2014年のセウォル号転覆事故の際は、MBC以下、KBS(韓国放送公社)などの主要テレビ局が通常の番組を相次いで放送休止として、罹災者救助の模様を24時間中継で放送した。

しかしながらサムプン百貨店崩落事故では割にまともな報道をおこなっていたのだが、セウォル号事故の際には、KBSともども、当初「全員救助」と誤った報道を流し、直後に現地の報道班から「多くの人が閉じ込められている」という報告を受けたにも拘らず、訂正せずに誤報を流し続けたことが判明、国政調査特別委員会でこの誤報がやり玉に挙げられたという。どうしてこうなった


関連タグと外部リンク

フジテレビ・・・文化放送つながりになるが北海道文化放送がフジテレビ系列にある。なお長崎文化放送テレビ朝日系列。


MBC公式サイト(朝鮮語)

日本向けのMBC番組配信サイト

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