CV:外波山文明
概要及び人物像
神奈川県にある神龍寺学院高校のアメフト部・神龍寺ナーガの監督を務める。
常に仙人の様な飄々とした振舞いをしているが、極端なまでに厳格な一貫した才能・実力主義者。
故に、金剛阿含を入れる為に一度はアメフト部推薦入学が決定した筈の栗田良寛を平気で落とす、素行不良では済まない阿含の所業を一切咎めない。ただ、阿含の件に関しては阿含の兄・雲水が直談判で責任を全て被ると申し出たのもあり、才能主義者である為に阿含の行為を咎めこそしないものの、雲水の行動に対しては内心では色々と複雑な心境だった。
アメフト経験者であるかは不明だが、泥門のパスを封じる陣型を作って見せたり、選手育成能力の面などから優秀な部類。しかしその極端な才能・実力主義が災いして阿含や一休と言った暴走しやすい選手を抑えきる事が出来ず、また戦術も選手の才能に頼り切っている等の難点も露呈し、その綻びからまさかの敗北を喫してしまう。
関東大会後の彼に関しての描写は本編では描かれていないものの、単行本23巻のカバー折り返しには自責の念から自ら滝壺に飛び込もうかと思い悩む状態になる等、相当こたえていたようである。