『我欲によって女性を傷付け、法の裁きを受けて尚、微塵も改心しない……』
「下衆が……貴様の四肢を粉々に砕く。彼女らの恨みを、死ぬまで味わうがいい」
『光子ママは夜の街の良心だった。それを無碍に奪った罪は、余りに重い』
青山「親っさんは光子ママの死に、大層お怒りです。せめて店の子を助けて、小倉の首を墓に供えなきゃ、顔向けできねえと」
小峠「光子ママを殺ったことは空龍街の人間からすれば万死に値するんだよ」
「起きろ、クズが。貴様に安息が許される筈も無い」
「ほざいたなテメェコラァ……」
「流川ぁ、出せ。このクズに罪の深さを思い知らせる」
「この程度、まだ序の口だ、ぞッ!」
「何が『痛い』だ。テメェの罪がこの程度で終わると思うのか? 流川、回せ」
「テメェはクソ野郎だ。清めにはクソの水がお似合いだろう」
「自首すんの? じゃあ、ラストチャンスやるよ。反省の弁を言ってみろ」
「嘘つけコラァ、クソ外道。今の謝罪、全く意味がねぇだろうが」
流川「はい! 目が濁っているので、全部ハッタリです! 先生は、約15秒程時間を無駄にしたと思われます!」
「俺の15秒は、お前の一生より遥かに重いんだよ。ムカついたから、お前殺していいんだよな?」
「あと俺も、警察で色々謳われたくねぇんだよ。気が合うじゃねぇか。じゃあ、死んでくれ」
対象
15年前に強姦した女性をセカンドレイプで奴隷にした事件を、空龍街のホステスたちの親代わりだった光子ママに通報され、15年収監されたことを逆恨みし、人身売買で半グレ組織を作り、光子ママの店にカチコミを仕掛け、光子ママを惨殺し、店のホステス数名に暴行を働き、拉致監禁した性犯罪系半グレ集団のボス「小倉武則」に執行。
概要
水車を用いた水責めに車輪刑とご馳走責めの要素を組み合わせて改良したもので、罪人を汚水に浸かった水車に拘束し、ハンマーで両手足を粉砕。その状態で水車を回して汚物の沼に沈ませ、汚物塗れ出てきた罪人を更にハンマーで殴り飛ばし、再び水車を回して汚物沼に沈める事を繰り返す。罪人は怪我をした状態で汚物沼に浸かる為、口や鼻のみならず、傷口から汚物で繁殖した多種多様な雑菌が入ることとなる。
経過
(事件そのものの経緯は対象の項を参照)
今回の被害者である光子ママが天羽組組長である天羽桂司と繋がりがあったことから、小峠華太と青山琉己の協力の末、小倉を確保。圧倒的実力差で半グレどもを殲滅した2人は攫われたホステスを救出して伊集院に小倉抹殺を託した。
流川の煮え油ビンタで叩き起された小倉は罪の意識を伊集院に聞かれたが、「俺の15年はあのババアの一生より遥かに重いんだ!」と客観的事実と真逆の暴論を吐き散らかした。光子ママへの死体蹴りに等しい侮辱にブチギレた伊集院はまず小倉の両耳を没収し、四肢を粉砕。車輪を回転させ糞尿沼に浸した。
そして出てきたところをフルボッコにし傷口含めた穴という穴から多種多様な雑菌が侵入する事で小倉は着実に衰弱していった。その過程を10周程繰り返していると、案の定小倉は命乞いをしたため反省の弁を伊集院が要求。小倉は厨二臭い上に取ってつけたような反省の弁を述べたが、伊集院はそれを大嘘と看破し、「俺の15"秒"はお前の一生より遥かに重いんだよ」と皮肉を込めた正論兼意趣返しを叩き付け刑を続行。合計40周程で小倉は全身が砕けた上でクソの海で溺れた。
今回の登場人物
- 小倉武則(おぐら たけのり)
今回の断罪対象。
気の弱い女性を標的にしてきた色ボケ野郎で女性を食い物にしてきた半グレのボスで、とんでもない卑劣漢。光子ママの下で働いていた沙羅というホステスに強姦、脅迫を行い寄生して金を巻き上げていた。しかし沙羅の異変に気付いた光子ママに通報され、15年間の刑期を終えて刑務所から出たが通報した光子ママに逆切れ同然の逆恨みをする。家出少女を海外に売る卑劣な商売をして組織を大きくした後、光子ママの店に襲撃、光子ママと数人のホステスを拉致して光子ママをホステス達の目の前で嬲り殺した。まどかの依頼を受けた伊集院から罪悪感の問いを投げかけられるも悪びれることもなく光子ママを冒涜したため最期は上記の拷問で死を迎えた。
- チャイ
小倉が雇っていた殺し屋。ムエタイの達人だが、自身が相手をしたのが青山琉己だったのが運の尽き。青山の狩猟刀による上段からの斬り下ろしを喰らい防具による防御で一瞬だけ持ち堪えるも、直後に真っ二つになって死亡。
今回の被害者。詳細は該当記事を参照。
- まどか
今回の依頼人で光子ママが経営するホステスクラブで働く従業員。親の離婚で行く当てもなく家出をし、暴漢に言い寄られ乱暴されそうになった時に小峠を連れた光子ママに出会って助けられ、それから彼女を母親のように慕っていた。ちなみに客曰く「わがままボディ」。
伊集院の協力者。だが今回は恩師でもある光子ママが危険にさらされていることを今回の依頼人であるホステス・まどかから聞いて伊集院に助けを求めた。しかし時すでに遅く光子ママは殺されており、その訃報にショックで嗚咽を漏らしていた。
光子ママが護衛を頼んでいた天羽組の組長で、彼もまた彼女の人柄を評価していた。
それゆえ彼女の死を知らされた際には怒りに駆られ、小峠と青山に半グレの粛清を命じた。
全てが終わった後は光子ママの葬式に参列し、彼女の功績を労った。
今回のゲストキャラその1。
青山と共に光子ママの殺害を働いた半グレ組織の壊滅に赴いた。
今回のゲストキャラその2。
四国の抗争から帰還した天羽組の武闘派極道。ムエタイのチャンピオンを両断し、小倉の他の被害者の救出も行った。
また、彼は伊集院を見るやいなや即座に笑顔で手を取り合った。
事件の元ネタ
性的暴行を加えて逮捕され、服役中に通報者の女性を逆恨みしてその女性を殺害する点などから、事件の元ネタは「JT女性社員逆恨み殺人事件」だと思われる。
余談
- 伊集院シリーズで天羽組の青山が初登場。同時に登場した小峠も伊集院茂夫による毒蜘蛛で毒殺回以来の伊集院と再会を果たし、これまでに様々な修羅場を潜り抜けてきた事もあり、伊集院にその成長ぶりを認められた。また、天羽のおやっさんも伊集院茂夫による電気を通す拷問回以来のシリーズの登場となっている。
- 因みに青山の誉めちぎりの中に「鬼よりも強い七三」と前にも聞いたような言葉がある。
- リスナーからはこの時の青山のセリフは須永陽咲也の受け売りではと言われていたが、10月30日の状況整理の動画で須永が伊集院のことを日頃から「鬼に喧嘩で勝てる七三」と言って畏怖していることが速水泰輝により語られたことでほぼ確定した。
- 伊集院シリーズに何度かゲスト出演している小峠は、それまでは伊集院や依頼者に情報提供をすること役回りであったが、今回初めて伊集院と共にカチコミを行っている。
- 伊集院シリーズで警察は機能していないもしくは不祥事を起こす傾向がかなりあるが、前回の反動からか今回は(15年前の回想であるものの)光子ママの通報でしっかりと逮捕に踏み切っていると誠実な対応がなされていた。これに関しては15年前当時は作中舞台の警察も現在ほどは腐敗していなかったのか小倉が権力者とのコネや後ろ盾とは無縁の小規模半グレ集団のリーダーに過ぎなかったからのいずれかの可能性が考えられる。
関連タグ
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うんこの矢→フルボッコうんこ車輪刑→トリプル焼却滅菌股裂