光子ママ
みつこまま
ヒューマンバグ大学の登場人物。「華の天羽組」と「拷問ソムリエ_伊集院茂夫」に登場していた。
空龍街で活躍していたベテランのホステスにしてまどかが勤めているホステスクラブのオーナーで、エマやまどかにホステスのイロハを教えた恩師でもある。推定年齢は50くらい。おそらく天羽組の先代若頭阿久津敏朗や工藤清志、京極組の先代若頭の大園銀次あたりと同世代と思われる。
なお、彼女の初登場は小峠シリーズだが名前が判明したのは伊集院シリーズという珍しい人物である。
容姿
麻色のショートヘアーに着物が似合う美魔女。
性格
空龍街で路頭に迷ったり悪い男に利用されそうになっている若い女性達を救い、時には自分の店で働くことを提案するなど思慮深い人物であった。天羽組とも協力関係にあり、空龍街の治安維持に努めていた。また自分の給料のほとんどを路頭に迷う女の子たちを守るために使っていたほどの人格者でもあり、その為に天羽組組長の天羽桂司からも気に入られていた。また、外道に殺された被害者の中でも珍しく、どちらにしろ殺されると分かってても最後まで毅然たる態度を取り続けた。
若い頃に両親が蒸発して行く当てもなくホステスになった経緯や、何度も悪い男たちから騙されそうになった。それでも強い心を持っていた彼女は「いつか若い女性達を守る側の人間になりたい」と決心し、まどかのような自分と似たような生い立ちを持つ女の子たちを助けていた。
- 2022年2月9日付の動画(小峠華太)
名前はなく、あるクラブのママとして初登場。
空龍ジェッターズによりトップキャストである萌音が引き抜かれてしまったことを小峠に相談した。
なお回想で萌音にホステスのイロハを教えているシーンがある。
「まずお客様の「長所」を探してみなさい。褒める技術が身につくわ」
萌音「はい! やってみます!」
まだ名前は公開されず、巡回中の小峠にたまに遊びに来てと話していた。
- 2022年11月23日の動画(小峠華太)
ここでも名前はなく、小峠と小林幸真から天王寺組との抗争で迷惑をかけてることを詫びられるが、守代を払いつつ逆に二人の心配し、無事を願っていた。
ようやく名前が判明する。まどかの回想では巡回中だった小峠を護衛に付けて彼女を救っていた。
15年前にある女性に絡んでいた小倉という外道と因縁があった。小倉に乱暴の末に強請られていた沙羅という当時の従業員のホステス(小倉が絡んでいた女性こそが沙羅だった)から事情を聴き、小倉を通報した。
しかし、刑期を終え通報したことへの逆恨みをした小倉や手下によってほかのホステス数名とともに拉致されてしまう。小倉のアジトで命乞いもせず「私はどうなってもいいから、あの子たち(一緒に攫われた従業員のホステス達)を離しなさい!」と毅然とした態度を取った。しかし、小倉はさらにブチギレ嬲り殺され遺体は海に捨てられてしまう。
小倉が伊集院によって処刑された後は大規模な葬儀が行われ、天羽自身も参列した。
「この子は私が預かる、あんた等と一緒じゃ碌な目に遭わないからね」
「困った客が来たら面白い客が来たと言ってみな、いい客に変わるから」
エマ「勉強になります」
「必ずお客様のいいところを探しなさい、いいところが何もない人なんていないの」
まどか「いいところですね! 分かりました」
「夜の世界だって捨てたもんじゃないの、女は内側を磨けば気品を纏えるもの」
「それがあれば、夜の女だって50になっても戦える」
「店は学びの場さ、ドブネズミでも頑張れば一流のレディだって夢じゃない」