『堂馬なら知っている…… 奴の悪辣さを思えば、いずれ機会が巡ってくると思っていた』
「堂馬、貴様の積み重ねてきた罪業、全てこの伊集院が裁いてやる……」
『貴様の栄達の為に犠牲にしてきた人々の怨嗟は、決して軽くはないぞ』
流川「フゥゥゥ……先生すみません……殴ります……」
↓
流川「フンッ! フンッ! フンッ! 愚かなのはお前だろう!!」
「囀るな下衆。貴様如きに私怨など無い。その悪行を裁く為に捕まえたのだ」
「貴様の穢れた血を流し尽くすがいい!!」
流川「コレは過去一痛そうです!」
「言いたいことは終わったか? では、続きと行こう」
「そんなモンどうでもいいんだよ! これは貴様の悪行を裁く為だと言ったろうが!」
「あ、そうそう…… お前、何で馬場さんの口封じしたの? 正直に答えろ」
「へぇ……助かりたいの?」
「拷問してるって外で言われると都合悪いんだよ。でも、お前を口封じで消せば、解決だ…… そうだよなぁ?」
対象
部下である馬場博光に不正な土地買収を強要した挙句口封じで殺害、その妻の命を半グレを使って狙う、天羽組縁者と駆け落ちをした結婚しようとする娘を殺そうとする、伊集院の家族に逆恨みして何度も嫌がらせを行う等々の悪事を繰り返した、社会問題を詰め込んだような邪悪な政治家堂馬利信に執行。
概要
発祥は某K国であり-20℃の極寒の冷凍室に監禁する拷問で、伊集院と流川は冷凍室で暴行を加えるというアレンジを加えている。
経過
堂馬の悪事をリークした事で引き起こされた混乱に乗じて伊集院と流川は堂馬の別荘に突入。途中で天羽組の須永と出くわすと言うアクシデントに遭遇しつつも堂馬の確保に成功する。冷凍室に繋がれた堂馬は何をせずとも起き、伊集院に「このような事をするなど華族の恥晒し」とほざくも、伊集院に拳を顔面にめり込む程叩き込まれ物理的に黙らされた。続けて伊集院は堂馬に対し「馬場氏に不正を強要した挙句、口封じをした事を後ろめたく思わないのか」と問うたが、堂馬に悔恨の念など毛頭無いどころか「下民など家畜同然。使い潰して何が悪い」と腐敗貴族のテンプレ役満の戯言をほざき、更に「伊集院家の者らしい愚かしさよ! だからこそ貴様らは消え失せたのだ!」と侮辱を返した。この暴言に伊集院より先に流川がブチギレ、「愚かなのはお前だろう!!」と堂馬の顔面に何度もパンチを叩き込んで全ての歯をへし折り、そのまま本番に突入した。
零下20℃と鞭打ちの苦痛に耐えかねた堂馬は言えば助かると勘違いして伊集院の家族の死の真相の一端を喋り、情報の対価として拷問の中止を要求した。だがそもそも堂馬の悪事を裁く事しか頭にない伊集院にその助命嘆願など受け入れられる筈がなく、むしろ「さっきの情報は貴様が勝手に吐いただけだ」と判断され、拷問が継続された。途中で伊集院から「馬場さんを口封じに殺した理由は?」と問われたが、その答えが「都合の悪い事を外で言われたくなかった」と言う碌でもないものだった。そしてその答えにあやかる形で「拷問してる事を外で言われたら困るから口封じするわ」と意趣返しされ、そのまま35発鞭打ちされて絶命した。
登場人物
他シリーズとの繋がり
この回は「佐竹博文の人生」「華の天羽組」とリンクしているが、今後は「元殺し屋のメロンパン屋_瓜生龍臣」とも繋がる可能性がある。
伍代が言っていた天羽組との駆け落ちで堂馬が廣島夫妻を殺害した件はこの回に先んじて2022年5月1日の佐竹シリーズの動画にて公開されている。堂馬の娘は駆け落ちした元天羽組の組員の廣島と共に放火魔に殺害されてしまったが赤子は佐竹と天羽組の工藤清志によって守られ、その放火魔は工藤によって倒された。
そしてこの後に公開された同年5月21日の小峠シリーズの動画ではかつて天羽桂司が土地取引の件で堂馬に煮え湯を飲まされたこと、天羽組による堂馬討伐には阿久津敏朗が総指揮を取り須永や小峠以外にも速水泰輝も参加していたことが明らかになっている。
依頼者が伊集院まで繋がるまでに天羽組関連の人物や裏社会きっての情報屋である伍代千隼を通している事が多いものの、今回は名称不明だが腕利きのルポライターの紹介で辿り付いている。この事から、その名無しのライターは過去に伊集院と繋がりを持っている事が示唆されており、再登場の可能性が僅かながら出てきていたが未だに登場していない。
これまでは罪人が悔恨の念を聞かれても醜悪極まりない戯言を言った際にその相手の歯を全部折る事は伊集院が行っていたものの、流川が前もって伊集院と堂馬の関係が悪い意味で根深い事を知っていたのもあって、本人から醜聞を聞いた彼が「愚かなのはお前だろう!!」と凄まじい怒りと憎悪を込めて行った。伊集院曰く、「ここまで怒るとは珍しい」との事。
また、この回以降は背景がより豪華なものになっている。
堂馬が命乞いをする中で、当時正体不明だった黒幕『御前』(御堂鋼作)の存在を吐露しており、この回で初めて存在が明らかになった。
そして2024年10月14日の瓜生シリーズの動画で御前と露天風呂を同伴し次期内閣総理大臣の地位を得た馬場は馬場博光の親族の可能性があるのではと視聴者からの声が上がっており、伊集院の参戦も噂されている株式会社モーリー&エルペタスVS御堂グループの大アジア戦争第二ステージに繋がる可能性もあるかもしれない。
関連タグ
政治家 社会問題 人間のクズ 腐れ外道 悪徳政治家 腐敗貴族
伊集院茂夫の過去に関する回
冷凍拷問→極悪政治家の毒殺
サツの不祥事回
伊集院茂夫による猛獣刑(ムベンガ):今回と同じく愛国者を騙る腐れ外道の選民思想論者が対象。この回も天羽組ひいては須永が絡んでいる。