概要
ゲーム「ロックマンエグゼ4・5」で登場した科学者。
原作ゲーム、漫画版・アニメ版で扱いが異なるキャラクターである。
ロックマンエグゼ4
悪名高き軍事国家「Z国」の科学者として登場。
しかし、その正体はダークチップシンジケート「ネビュラ」のボス。
レーザーマンを使いデューオ操る惑星破壊ロケットの乗っ取りを企むも、熱斗に阻止される。
その後、ANSA屋上から身を投げ、消息を絶つ。
この作品で既に「とあるロボット工学の科学者を追放し悪の道に走らせた、それはワタシがかつて父と呼んだ男だ」と実の父親の正体をほのめかしている。
ロックマンエグゼ5
何と生存していた。4とは違い、口ひげが伸びた姿になっている。
最後はDr.ワイリーの手によりココロネットワークを暴走させられて記憶喪失となるも、科学省の職員として更生・生存している。
漫画版
鷹岬諒作の漫画版でもネビュラのボスとして登場するが、ゲームとは違って改心・更生する事はなく、ラストは潜水艦で逃亡中にフォルテによって潜水艦ごと粛清され、死亡している。
これは父親であるDr.ワイリーがドリームウイルス撃破後に本拠地の爆発に巻き込まれて退場(原作とは違い、この時に死亡してしまったと見られる)してしまい、改心のきっかけそのものが消滅してしまっている事が大きい。
当然、ワイリーと親子である事が明かされる事もなかった。
アニメ版
ロックマンエグゼ(アニメ)では「飛行機事故によって死亡した所をデューオによって蘇生され、浜辺に流れ着いた所をワイリーに拾われた」という生い立ちを持つ。
その為Dr.ワイリーの実子ですらなく、彼の養子のような扱いとなっている。
此方でも改心・更生せず、最期はデューオに粛清され、ミイラ化した亡骸で発見されるという無残な最期を遂げる。
原作では改心して生存が確定したにもかかわらず、公式メディアミックスでは生存させる理由がなくなる為に改心せず死亡してしまうという、ある意味珍しいキャラクターである。