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ブルース・アッシュビーの編集履歴

2016-10-23 18:30:12 バージョン

ブルース・アッシュビー

ぶるーすあっしゅびー

田中芳樹のSF小説『銀河英雄伝説』の登場人物。

概要

自由惑星同盟の軍人。

本編開始時点ではすでに故人であり、外伝にのみ登場する。


宇宙歴710年生まれ(本編第一話は宇宙歴796年)。

730年に同盟軍士官学校を卒業して以来、破竹の勢いで出世街道を上り詰め、あらゆる会戦で帝国軍相手に圧勝。若き英雄として賞賛を浴びた。

745年、第二次ティアマト会戦で帝国軍に壊滅的な打撃を与えるも、流れ弾で戦死した。享年35歳。


人物

英気みなぎる自信家で、生まれながらにして人の上に立つ風格があったという。

また、戦いに勝つたびに、帝国軍に対して挑発的な通信を送っていたため、帝国側にもその勇名は知れ渡り、「ブルース・アッシュビーなる叛徒どもの巨魁」という文言が当時の帝国の資料に残っている。

当時の軍務尚書は2人の息子をアッシュビーとの戦いで亡くしており、「アッシュビーを倒せ!アッシュビーを倒せ!」と言い遺して、ほとんど憤死したほどに、帝国軍においては畏怖と憎悪の対象となっていた。


730年マフィア

ブルース・アッシュビーを支えた6人の幕僚で、全員がアッシュビーと士官学校の同期生。

アルフレッド・ローザスヴィットリオ・ディ・ベルディーニウォリス・ウォーリックジョン・ドリンカー・コープファン・チューリンフレデリック・ジャスパーの6人。

いずれも優れた軍人であり、全員が元帥か大将にまで昇進しているが、アッシュビー亡き後の人生は不遇であった。本編の時代において存命だったのはアルフレッド・ローザスのみ。


指揮能力

指揮官としての能力は疑いなく天才であったが、傍から見れば全く謎な理由によって艦隊を動かし勝利をつかむことが多かったという。

これに対し、幕僚が説明を求めたところ「とにかくおれの言うとおりにしろ」としか言わず、これが730年マフィアの仲に亀裂が入る要因となった。


後年、ヤン・ウェンリーが調査したところでは、アッシュビーは帝国に独自のスパイ網を持っており、常勝提督たりえたのはその情報のおかげだったという可能性が浮上している。

これらはあくまでヤンの推測にすぎず、明確な証拠はないままこのエピソードは終了している。


関連項目

銀河英雄伝説 銀河帝国(銀河英雄伝説) 自由惑星同盟 730年マフィア

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