ムーンナイト
むーんないと
ムーンナイトとはマーベル・コミックスに登場するキャラクター及び同名のシリーズタイトル。
概要
初登場は1975年の「Werewolf By Night#32」。その5年後に個人タイトルがスタート。
本名はマーク・スペクター。元傭兵。エジプトで仕事に就いた際に、雇い主に騙されて瀕死の重傷を負わされる羽目に。生死の境を彷徨うマークだったが、古代エジプトの月の神・コンシューと出会い、契約を交わす。そして、新しい命と能力を授けられた。それを機にヒーロー活動を開始する。
能力
月の神と契約を交わしたので、月明かりの元では体力、スピード、敏捷性が増し戦闘能力が上がる。なのでヒーロー活動は必然的に夜がメインとなる。月の満ち欠けによってパワーが増減されるので、満月の時が一番強く、逆に月が出ていないとただの人間。
普段は企業の社長をやっており、大金持ちなので装備は充実している。主な武器は、棍棒、短剣、三日月の手裏剣にロープ付きフック。そして、特殊ヘリ「ムーンコプター」で移動する。
キャラの特色
ここまで見ると、「バットマンの亜流」ヒーローに思われてしまうが、このムーンナイトの最大の特徴は多重人格者である事（それも、デップーの様な感じではなく結構ガチな方）。何か悩み事ができると妄想上の人物を使って脳内会議を開く。その時々によって「見えないお友達」は様々だが、近年の作品ではスパイディ、キャップ、ウルヴィーの人気者3人が頭の中で押し問答するという設定となった。さらに2014年版のシリーズで白いスーツに白覆面orはたまた巨大な鳥の頭蓋骨を被る、ロリコン疑惑もあるなど、この時点でお腹いっぱいである。
さすがに編集部も「こらあかんわ」と悟り、単独誌は打ち切りになってしまったという。
一応他のヒーローとも交流はあるが、そのめんどくさいキャラが災いして、あまり誰も関わりたくないのが実情である。