概要
同誌の3週連続新連載企画「恋と革命の8月共同戦線」で、約束のネバーランドに続く新連載第2弾にあたる。思い人がいながら、特殊な遺伝子のせいで異性を惹きつけてしまう特異体質を持った少年の受難を描いた作品。作者は、2014年から1年間同誌でE-ROBOTを連載していた山本亮平。
あらすじ
高校3年生の少年・白馬レイジは、「男の中の男遺伝子」と呼ばれる特殊な遺伝子のせいで生まれつき異性から格好良く見られ、告白され続けていた。しかしレイジには、昔から思いを寄せる幼馴染のシズクがいた。そして、18歳の誕生日になる前日、学校でいつものように交際を迫る女子生徒たちから逃げ回っていたレイジの前に、突然空から天使の少女が降りてきて・・・。
登場人物
- 白馬レイジ
本作の主人公。「男の中の男遺伝子」と呼ばれる異性から格好良く見られる特殊な遺伝子を持ち、幼いころから交際を申し込む女子に追い掛け回されていた。家は「シュバル・ブラン」という洋菓子屋を営んでいる。幼馴染で向かいの家に住むシズクのことが好きだが、彼女からは異性として見られていない。
- 一宮シズク
本作のメインヒロインで、レイジの幼馴染。家は「一宮道場」という武道場で、彼女も普段から稽古している。レイジとは家が向かいで、親同士が仲良しなため、昔から家族同然のように育ってきた。そのせいかレイジの遺伝子の効果を受けておらず、本人も彼のことを「幼馴染」としか見ていない。
- ココロ＝ロコ＝ロココ
天界に住むキューピッド族の王女。レイジと結婚するため、彼の18歳の誕生日を待たずに人間界へとやってきた。
- クピコ
ココロと同じキューピッド族で、彼女の世話係。
