雪のように儚い流れ星
CV:ゆかな
人物
四ツ星学園の創生期に活躍した往年の人気アイドル。
学園長室の写真立てに飾られている人物で、名前が明かされたのは27話。
記録に残っている中では最古のS4のメンバーで、当代のS4である白鳥ひめからも、S4と花の歌組の基礎を作り上げた先輩として尊敬されている。
彼女の代のS4は今ほど知名度が高くなく、彼女たちの活躍によって四ツ星学園のアイドル達が注目されるようになったという。
人気絶頂期にとあるアクシデントによって突然引退した事も、キャッチコピーである流れ星を思い浮かばせる要因になっている。
現在は芸能界を引退して薔薇園を経営しており、四ツ星学園にも納入している。
余談
最初に名前が明かされた27話の時点では雪乃ほたるという表記であったが、同名のAV女優が実在するからなのか、次の登場時に雪乃ホタルという表記に改められている。
関連項目
星宮りんご:前作に登場する人気絶頂期に引退したアイドル
夏樹みくる:前作に登場するアイドル兼ガーデニスト
以下、ネタバレ注意
雪乃ホタルは芸名で、本名は諸星ほたる。四ツ星学園の現学園長である諸星ヒカルの姉にあたる。
彼女がアイドル生命を絶たれるアクシデントに襲われた事が、学園長の白鳥ひめや虹野ゆめに対する態度の理由の一つである事が第33話で語られた。
それは、白鳥ひめや虹野ゆめが持つ謎の力を多用したために(一時的にではあるが)声を失ったというものである。元々アイドルとして高い実力を持っていたのだが、ひめやゆめが持つ謎の力を初めて発現させた事で、伝説的なアイドルへと成長した。しかし、当時はまだ謎の力のデメリットが明らかになっておらず、また、知名度も今ほど高くなかったS4の人気を不動のものにする目標のため仕事を休む事もしなかった。
そしていつしか謎の力に頼るようになった彼女は、謎の力の副作用によって低下したパフォーマンスを謎の力で補うという悪循環に陥ってしまい、ついには声を失うという最悪の結果を招いてしまったのであった。
自分を訪ねて来たゆめに対して、あの力に頼り過ぎた事を今でも後悔しているが、それは仲間やヒカルがいたにも関わらず、自分にはあの力しかないと思い込んでしまった事への後悔だと語り、素晴らしい仲間に囲まれている貴女ならきっと大丈夫だとアドバイスする。その言葉により、ゆめは謎の力に頼っていた自分を乗り越える事ができたのだった。