概要
アクションゲーム『アーマード・コア3 サイレントライン』の登場人物。
人物像
乗機はデュアルブレード、両肩に小型ロケット、通称ステルスと呼ばれるレーダーやロックオンを妨害するジャミング装置を装備した軽量二脚型ACの「ラファール」。
機体も戦闘もロマン溢れる二刀流ブレードによる近接戦闘に特化した漢の中の漢の女性レイヴン。
エクレールとはフランス語で稲妻、ラファールとは同じくフランス語で疾風または突風という意味。
元が企業勤め(クレスト)だったためか他のやくざなレイヴン達に比べると言動が素直で礼儀正しく冷静かつ真面目な受け答えが特徴。プレイヤーが戦果を上げると「さすが」と賞賛し、彼女の前を遮ると「前に立つな」「邪魔!」と罵ってくれる。
ゲーム中の世界では接近戦の戦闘技量が高い人物として一定の評価を得ている。対戦相手を魅了するほどの華麗な操縦、敵の一瞬の隙をついて強烈な一撃をお見舞いすることから同業者から恐れられている。
ストーリーでは当初MT(ギボンMS-HA)パイロットとして登場、ストーリーが進行するとACに乗り換える。プレイヤーの行動次第では彼女と敵対したり、時には僚機として雇って共闘する事もあり、特に「無人要塞鎮圧」ミッションでは大変お世話になる。
アリーナではEランク15位の補填ランカーとしても登場し、勝つと賞賛のメールと共にラジエーターパーツをプレゼントしてくれる。(あまり役に立たないけど)
EXアリーナでは僚機または対戦相手として参加。同じく剣豪として誉れの高いポーキュパインと組んでいる。
搭乗機:ラファール
『アーマード・コア』シリーズに登場する女性レイヴンは少ないが、その多くが尖った機体性能の傾向が多い。
細く鋭角的な機体でまず目を引くのが武器腕。シリーズを重ねるごとに徐々に改善されていくとはいえ、扱いには熟練を要する使いづらいパーツであり、更に武器腕ブレードとなると難易度は跳ね上がる。しかし、見た目のかっこよさとブレードを当てた時の爽快感から一定の人気があるパーツである。
両肩の小型ロケットは価格の割りに威力と装弾数が優秀で決して悪い武装ではないが、ロックオン不可な為、これまた技量が問われる。
機体の防御力が非常に低く紙装甲でAPも低いが、エクステンションのステルス(MEST-MX/CROW)を装備している為、ステータス以上に持久力はある。
ステルスによってレーダーとロックオンを妨害し、ゆらゆらと接近しながらロケットを発射、両腕のデュアルブレードでばっさり斬り捨てるのが彼女の主な戦法。
単純に勝つだけなら距離を保って射撃すれば楽勝だが、真正面から接近戦やブレード勝負を挑むと空中斬り&ロケットの妨害で思わぬダメージを受ける。
おまけ
MT搭乗時に撃破するとかわいい声で「イヤん」と叫ぶ場合があり、多くのレイヴン(プレイヤー)がその声聞きたさに彼女にフレンドリーファイアを仕掛ける事態になった。
浪漫機体にかわいい声というギャップからそこそこ人気があるキャラクターであり、ごく少数ながらフロム脳によって描かれた人物イラストがpixivでは見受けられる。