河野はるみとはToHeart2の登場人物である。HMX-17b型ミルファでもある。
中の人は山川琴美。キャラクターデザイン はみつみ美里である。
特記しない限り、この項目の表記は「ミルファ」で統一する
概要
ゲーム『ToHeart2』の登場キャラクター。 姫百合珊瑚によってソフトウェア設計された最新鋭のメイドロボ。メイドロボ三姉妹の次女である。12月3日ロールアウト。
容姿については、『XRATED』(初回版)の設定資料において公開された。
以下ネタバレ
ToHeart2において
姫百合姉妹シナリオで登場。実は登場順ではイルファより早いのだが、絵としてはクマのぬいぐるみとして登場(後にロボサッカー大会において相手選手を蹴り倒したことによるボディの故障が原因と判明)、貴明は女の子扱いせず「クマ吉」呼ばわりして、股の間を覗いたりしている。なんだかんだで貴明を気にいって仲良くなるが、来栖川の研究室に戻り、途中で登場しなくなる。人間体に戻る際は、貴明の為に胸を3センチ大きくしたことが判明している。
ゲーム以外では
きたうみつなによる漫画版では、クマ吉として登場。
シナリオ上、珊瑚や瑠璃よりも早く貴明と出会うことになる。
珊瑚を馬鹿にした雄二をドロップキックで蹴り飛ばしたりと、おてんばな一面も見せた。
ミルファ本体は登場しないが、イメージの中には登場する。原作には少ないイルファとの(一枚絵での)ツーショットも見られた。
AnotherDaysでは
本人のシナリオ
テーマはロボットの心で、彼女は「自分の心は本物だ」と考えている。
登校途中の貴明とぶつかり再会、いきなり公衆の面前でキスをしてアタックをしかける。貴明のクラスに転校してきて、最初は「はるみ」、後に「河野はるみ」と名乗るが、自分からはかつての「クマ吉」「ミルファ」である事を明かさず、貴明はイルファと出会うことで、はるみがイルファの関係者であることに気付く(「クマ吉」でしか会っていないので「イルファの妹ミルファ」であることは当初分からなかった)。貴明のことは「ダーリン」と呼ぶ
紆余曲折はあったが、仲は進展し、自宅でエッチまでするようになるが、あくまでミルファは人間「河野はるみ」で自分がメイドロボであることは明かさなかったが、前述のように貴明は既に知っていた。彼女の故障が起きて(それまでにも何度か起きている)、貴明は設計者の姫百合珊瑚のところへ連れていき、そこで気付いたため、貴明がメイドロボであることを知っていて隠していたことにショックを受け、階段から落ちたことでさらに重傷となる。
元々欠陥のある部品を使っていたのか、主人公をかばったときにどこか壊れたのかは不明だが、どの道開発チーム仕事しろ。
なんとか治ったものの、今度は貴明と出会った以降の河野はるみとしての記憶がなくなり、貴明に対しても「人間の女にもてないからメイドロボしか愛せない可哀想な男」扱いで拒絶する。貴明はそれでも何度か会って、再び仲は進展したかに見えたが、ミルファは貴明が見てたのは「河野はるみ」であると思いこみ、再び拒絶するが、ついには記憶を完全に消してもらおうとする・・・
シナリオへの評価
賛否両論存在する。
EDでの彼女が「ミルファ」であるか「河野はるみ」なのかについて、「河野はるみ」という存在が完全に消えたかについては解釈には複数存在する。主人公を含め、周りのキャラは諦めていたようだが…
後述のように、他のシナリオではロボットであることを特に隠していないのに、本人のシナリオでのみやたら隠そうとしていたことや、主人公がロボットだと知っていたと分かったとき「知ってた→可哀想だから同情で付き合ってた」と直列つなぎに考えていたことについては疑問の声も。
その他、彼女が激怒した理由や自殺の動機等については、「声優がプロットを読み上げてる」と揶揄されるほど説明的であり、一部のユーザーからは不評を買っている。
また、不必要に人様の物を破壊し、しかも謝罪ゼロなのもシナリオ不評の一因(壊したのは主人公だが)。
さらに、ライター自身はシリアスなシナリオに仕上げたかったそうだが、ミルファの生死が関わる場面で不要なエロネタやギャグをはさんだりしているのはどういうことなのか。
他のキャラのシナリオでは
ミルファシナリオのような「河野はるみ」の存在が消えることは無く、ミルファであることを自ら明かしたり、明言はしないが自分がミルファであることをほのめかしたりする場面がある。
- シルファシナリオ
実妹シルファシナリオでは積極的に参入、貴明をめぐって激しく争うことになる。シルファはミルファを「エロエロセクサロイド」」と呼び、ミルファは「ひっきー妹S」と呼ぶ。ミルファが姉であることについてはシルファは「製造日が違うだけで姉じゃない」と姉呼ばわりについては拒否している。
メイドロボミルファとして自ら明かしたのもこのシナリオで、貴明からはADで唯一「河野はるみ」での記憶がありながら「ミルファ」と呼ばれることになる。いがみあっていたが、なんだかんだでシルファと貴明がうまくいくように取り持ち、ED近くでは貴明に「もうダーリンじゃないよね」「シルファのこと、よろしくね」と寂しげに言う場面もある。
- 菜々子シナリオ
子供の菜々子と(製造日で言えばミルファがはるかに年下だが)本気で口論する場面がある。菜々子メインシナリオなので、最終的に菜々子が勝利ということになる。
なおこのシナリオで、ミルファは自分がメイドロボであることは明かさなかったが、貴明に「ダーリンの家にいる愚妹(当然シルファである)にもよろしく言っておいてね」と暗に自分がメイドロボであることと、貴明がそれに気付いてながら言わなかったことについて暗に述べている。
- よっち(吉岡チエ)シナリオ
よっちと修羅場る場面があり、よっちは貴明のヘタレを直そうとして(あくまでこのみと貴明がくっつくためにだが)、いろいろと画策するが、ミルファは「じゃあ私がダーリン(貴明)の恋人になれば問題ない」と乱入してくる。ミルファとのデートでよっちの妨害もあり、ミルファは貴明を巡るライバルと認定。よっちは否定するが、結果としてはよっちと貴明は結ばれるので正しいことが証明されている。
よっちシナリオでメイドロボであると明言される場面は無いが、EDで貴明の家にメイドロボが3人いることが、よっちの口から述べられていて、それがミルファであるとは明言もないが、ほかの二人はシルファと監督役のイルファであるので、残る一人がミルファであることは間違いはないだろう。
- まーりゃん先輩シナリオ
メイドロボとは明言されていないが、終盤イルファ、シルファとトリオを組んで行動して、メイドロボであることはほぼバレバレとなっている。また立ち絵で制服を切り裂かれ、素裸になる場面があり、この絵については評価が高い。
- ちゃるシナリオ
姉妹3人揃って登場する場面があり、イルファの口からクマ吉になった過去の経緯が暴かれている。
- 春夏シナリオ
終盤で登場、春夏に対し負けを認める場面も見られる。、
人気について
発売前は1位。
発売後の人気投票ではADヒロインの中では7人中4位。
TH2全体の投票では、09年で12位、10年で13位。
ちなみにシルファの順位はAD限定では1位、TH2全体では2回とも4位
メイドロボ票を取られたようだ…
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