概要
『ヨーコ・ツノ』 (Yoko Tsuno) は、ベルギーの漫画家ロジェ・ルルー (Roger Leloup) による、SFのシリーズ漫画(バンドデシネ)、およびその主人公名。
原文はフランス語。1970年代から刊行され続けている長期シリーズ。
主人公ヨーコ・ツノは、日本人電気技師。合気道6段と優秀な頭脳を生かして、友人のVic、Polらとともに海外・宇宙をまたにかけ悪と戦う…というストーリー。
ヨーコのモデルはパリ生まれの日本人女優のヨーコ・タニ。
容姿は切れ長の眼にひとえまぶた、黒髪のおかっぱで「海外から見た美人日本人女性」
(メイン画像のヨーコは、かなり今風にアレンジされている。)
着ている衣装も、キモノだけでなく、チャイナ服であったり、チマチョゴリであったり、日本だけでなくアジア圏のスーパーヒロイン的に描かれている。
ベルギーでの人気は高く、フィクションながら、ベルギーで最も名前の知られた日本人のひとり。
切手になったり、通りの通称になったりもしている。
1978年ころ、日本アニメーションでアニメ化の企画もあったようだが詳細は不明。
2005年ころにもヨーロッパでアニメ化の計画もされたが、これも流れて別作品(「TEAM GALAXY」)になったといわれている。