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マカミの編集履歴2017/01/28 20:48:15 版
編集者:ekawa
編集内容:追記しました。

マカミ

まかみ

マカミ(真神)とは、日本伝承の聖なる神。 大口真神(おおぐちのまかみ)とも呼ばれ、ニホンオオカミが神格化したものである。

概要

大口真神という言葉の意味は“大きな口をしている”という意味である。

名の示すとおり、狼(ニホンオオカミ)が神格化した存在で、厄除け、特に火難や盗難から守る力が強いとされ、古くから絵馬などに描かれてきた。特に盗難は、田畑を荒らす害獣も含まれ、その姿が描かれた神札は畑に立てて鹿除けに、戸口に貼ることで火難除けに用いられたという。

「大和風土記」においては、『昔、明日香の地に老狼ありて多く人を食う。土民畏れて大口の神という、その住めるところを名づけて大口真神原という』と記されており、現在の神獣としての側面を持つ一方で、人を喰らう獣として恐怖の対象でもあったという。

また、「万葉集」で舎人娘子が『大口の 真神の原に 降る雪は いたくな降りそ 家もあらなくに』と詠んでいるように、“大口の”の言葉が真神(狼)にかかる枕詞とされている。

女神転生シリーズのマカミ

初出作品は「真・女神転生Ⅲ」で種族は“神獣”。

常に転回を繰り返す3DCGをフルに活用した細長い身体、狼の特徴をデフォルメしたようなスタイルと文様を備えたデザインとなっている。

体の厚みが布のように薄くペラペラしている。肉球までもが平らという徹底ぶりである。ひらひらと宙に浮いていて、体の背面は薄い灰色だが腹側は白い。

魔獣イヌガミの変異のみで入手可能。通常出現はしない悪魔であり、攻撃系スキル中心の変異前に比べて補助スキルが充実した、厄を退ける伝承さながらの成長を見せる。

葛葉ライドウシリーズでも登場し、「アバドン王」では別件依頼「スキマから視線が・・・」で山を追われたニホンオオカミさながらの姿を見せる。

シリーズでは総じて神獣に属している。

古い神だが、作中での口調は一貫して若い男性系統である。

女神転生やライドウではやんちゃなオレ様口調だが、ペルソナでは幼稚なボク口調だったりする。

何とも言えぬ独特のデザインと動きに愛らしさを感じたマカミ愛好者が地味にいる。

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