概要
人造生命体ではあるが、高度なAIにより人間と同等の思考回路を持っており、
「ヒト」として一個人の人権を持って社会的立場を確立している。
ファンタシースターオンライン2においては後天的に身体を機械化した、いわゆるサイボーグという新たな設定になっている。
フォトンの才能が強すぎて体が耐えられない者を、多少の才能の減衰というリスクはあるが、体を機械化することで生き延びさせる、という目的で生み出された種族である。
現在では病弱で長生きできない子供を生き延びさせるためにキャスト化を施すケースもあるようだが、リサなど従来型のケースも多いようだ。
メカらしく頭・胴体・腕・脚の部位を取り替えることで外見の変更が可能。
近年の作品では、パーツの付け替えで人間でいう着替えと同じような事ができる。
また、機械型頭部とは別に人間と、ほぼ同じ形状(人工皮膚、頭髪を使用したもの)の頭部も用意されており、全種族共有の衣装も存在するため、これを使うことで人間とほとんど同じ見た目にすることも可能。
PSO2においてはアンドロイド系のヘッド・フェイスはシステム上「顔のバリエーション」という扱いになっている。
また、キャスト専用であるため、ヒューマンやニューマンでは使えない。男女もそれぞれ別になっている。(サポートパートナー用に取得することはできる)
これらアンドロイド系ヘッド・フェイスは男女で仕様が異なっている。
女性は「髪」に相当する部分はヘアカラーが反映され、他の機械的な部分はボディカラーが反映される。瞳カラーもボディカラーとは別に設定した瞳カラーが反映される。
しかし男性はアンドロイド系フェイス・ヘッドにすると「髪」に相当する部分が存在しないため、目の部分を含めて全てボディカラーが反映される。
エステでは男性の場合、此方を選んだ時は各種項目(瞳カラーや髪型、眉選択等の項目)に全てマスクがかかって選択できなくなるため、これらを編集するには人間の頭部にしないといけない。
メカらしさを尊重する為か、声には勇者ロボ調のサウンドエフェクトが掛かっている。
重要なのは頭に入っている中枢AIらしく、体がバラバラになっても即座に死亡はしない様子。
シリーズを通して、事故でバラバラになってしまったNPCキャストの体を探すというクエストが盛り込まれていることが多い。
シリーズや職種によって異なるが、概ね武器の扱いに優れる反面、
テクニック(いわゆる魔法・呪文に相当する能力)の行使を苦手とする。
男性はロボット然とした容貌なのに対して→キャス男
女性は人間的・生物的な容貌である。(ロボ子、メカ少女)→キャス子
ファンタシースターシリーズに登場するキャスト(NPC)は、妙に変わったキャラが多いのが特徴。
例えばキャスト男性は高年齢の人格者や、組織の重役につく者(例えばレギアスなど)が多かったり、印象に残る振る舞いをするキャラクターも多く見られる。
女性であれば、性格に一癖あるようなキャラクターや、人間よりも人間臭いようなキャラクター(例えばフーリエなど)が多い。
見た目のインパクトや中身とのギャップも相まって、ファンから人気を集めているキャラもちらほら居る。
尚、キャストを使っているユーザー層には、独特の拘りが強い人が多い。
見た目のロボット然&メカ少女とした容貌のお陰の影響だろうか・・・?
PSO2からは移動(武器の構えを解いて走ったとき)のモーションをホバー移動にするか普通に走るか選択することができるようになった。キャラ性能などは一切変わらず、キャラクリエイト時にどちらか選べるが、後でエステに行けばいつでも無料で変更できる。
これが設定できるのはキャストだけであり、ほかの種族がキャストのパーツを模したスーツを着ていても設定することはできない。
ちなみにホバー移動に設定していても種族共通の服やスーツ系を装備すると通常の走りになる。
現在では人間用として実装されていた服の一部がキャスト用スーツとして実装されており、そちらも種族共通服と同様の仕様になる。
パーツを装備しなおすと元に戻る。
PSO2のPVではホバーで疾走しながら武器を使うシーンが見られるが、武器を使うと普通の走りになってしまう。
・・・が、2016年にカスタムPA「パラレルスライダー零式」が実装され、PPのある限り移動しながらのホバー射撃が可能になった。
フォトンアーツなのでもちろんキャスト以外のキャラクターでもできる。
カスタムPAなのでこれを使えるようにすると従来の「パラレルスライダー」は使用できなくなる。