概要
鳥取駅~米子駅・益田駅間を結んでいる。もともと「まつかぜ」は大阪駅から山陰本線経由で博多駅までを結ぶ特急として1961年から1986年まで運行されていた列車で、山陰本線系統では伝統の愛称である。
鳥取~益田を結ぶ特急列車としては1988年に運行を開始した「くにびき」が最初で当初はキハ181系で運行されていた。2001年にキハ187系が導入され、2003年に現在の愛称に変更している。
現在のキハ187系は山陰本線の高速化事業に基づいて作られており、最高時速120キロで走り、単線非電化である鳥取~米子間を平均時速90キロで走行するなど、一昔前のローカル線特急のイメージを完全に一新している。