概要
CV:古川登志夫
群馬県警の警部。通称・ヘッポコ刑事。
元女優・工藤有希子の大ファンで、彼女が主演した刑事ドラマを見て刑事になった。
ヘッポコの名が物語るように、ドジな性格でどうして刑事になれたのか不思議なレベル。最近は知ったかぶり的な態度や口調が目立ち、本当に刑事なのか疑わしい発言・行動をすることも。
特に仲間の足を引っ張るようなミスもしでかしており、劇場版第13作『漆黒の追跡者』では、コナンの不安が的中して、被疑者の前で転倒して手帳を落としてしまったことで、警察が見張っていることに気付かせてしまうという大ポカをやらかしている。
他にも、『迷いの森の光彦』にて連行中の殺人犯、沼淵己一郎を彼との話に夢中になった隙を突かれて取り逃がす、『探偵事務所籠城事件』では、ある事件を担当したが、現場をきちんと調査せずに自殺と決めつけたことから、被害者遺族による新たな事件が起こった遠因を作ってしまっている。「〜しちゃったりしちゃう」、「〜しちゃってくれる」というような口調が口癖。
また見当外れな推理で小五郎や園子、有希子や京極といったレギュラーキャラを犯人扱いすることもしばしばある上に刑事という職業柄しつこく疑うことすらある。更には光彦を探しにきたコナン達の事情もロクに聞かずに追い返そうとするなど、非常に面倒くさく性質の悪い一面も多い。
初登場時は巡査部長だったが、劇場版第13作『漆黒の追跡者』で何故か警部に昇格しており周囲を愕然とさせる。コナンから「群馬県警大丈夫か」と呆れられていた。
コナンが推理ショーを行う際、他に適当な人物がいないと仕方なく眠らされる役割となる(コナンシリーズの中で警察関係者で探偵役をさせられたのは現在のところ彼が唯一である)。
小五郎を慕っており、自称「名コンビ」で、小五郎と組んで解決した事件の犯人検挙率が100%であることを誇っている。
自称のあだ名は「山さん」(『太陽にほえろ!』の山村精一刑事に因んでいる)。「山村警部」と呼ばれると気を良くする。少年時代の容姿は、髪型以外は骨川スネ夫によく似ていた。鳥取県八頭町在住の祖母・ミサエの話を頻繁に口に出す。
名前の由来は、推理小説家で2時間ドラマなどで有名な山村美紗から。