概要
バイオハザードシリーズのナンバリングタイトル第7弾である『バイオハザード7』に登場するクリーチャーであり、従来のシリーズにおけるゾンビの立ち位置となる。
植物のツタが束になって人の形を模したような姿をしており、顔には目と思わしき黒い穴のようなものが空いていて、手と口には鋭い爪と牙があり、これらを用いて攻撃してくる。
更に体験版において、攻撃を受けると主人公は何らかのウィルスに感染して徐々に侵食されてしまうことから、かつて人間だった感染者の成れの果ての姿と思われる。
開発スタッフによれば、「“モールデッド”という名前の中に本作の多くのヒントがある」とのことである。
※以下、バイオハザード7の深刻なネタバレ注意
実はモールデッドの正体は、ある組織が研究していた新種の“カビ”に感染した人間の成れの果ての姿。
このことから恐らく「モールデッド」と言う名前は「mold(モルド→カビ)」と「dead(デッド→死)」を組み合わせた名称(moldead)と思われる。
このカビは、一度感染すると体がボロボロになって死に至るのだが、少しでも耐性を持っているとこのモールデッドの姿となり、彷徨い歩くことになる。
しかし完全な抗体を持つ適合者は、人間の姿のままで驚異的な再生能力を身に付けることができ、更にカビの宿主はかつてのプラーガのように他の感染者の精神を支配してを意のままに操ることが出来る。
本編中では四つん這いで動くリッカーのようなタイプや、大柄で耐久力が高くゲロ吐きによる遠距離攻撃をしてくるタイプなど、ある程度のバリエーションが存在し、主人公に襲いかかる。
体験版では標準固体が1体だけ登場するが、体験版では武器があまりに貧弱なものしか無く倒すのにかなり苦労する。それに倒したとしてもモールデッドの攻撃を1回でも受けてしまうとバッドエンドが確定してしまうのでさっさとやり過ごすのが一番である。