概要
CV:飛田展男
大洗女子学園の廃校撤回のために自分のもとを訪ねてきた角谷杏と蝶野亜美の主張に理解を示すものの、プロリーグの設立をはじめ2年後に控えた世界大会の誘致に向けて戦車道に力を入れている文科省の面子を潰すわけにもいかないため、最初は彼女たちに力を貸すことに難色を示していたが、最終的に文科省からプロリーグ設置委員会の委員長に推されている西住しほと共に杏の後ろ盾となり、杏と学園艦教育局の役人の交渉の場にも蝶野やしほと共に同席し、終始気まずそうな様子を浮かべていた。
立場の都合上、文科省に対してあまり強く出られないが、彼自身は大洗女子学園に対して好意的なようで、役人が大洗女子学園と大学選抜チームの試合形式を「プロリーグの基本ルールに合わせる」という名目で、保有する戦車が8輌しかない大洗側が圧倒的に不利な「30輌による殲滅戦」に決定すると、裏で手を回してダージリンの呼びかけに応じた西住まほたちの「大洗女子学園への短期転校」に許可を出し、更に彼女たちが乗ってきた戦車について役人が異議を唱えた時は「みな私物なんじゃないですか?私物がダメってルールありましたっけ?」としたり顔でルールの抜け道を提示して彼の言い分を一蹴する強かな一面を見せた。
そして、激しい戦いの末に大洗連合チームが大学選抜チーム相手に劇的な勝利を収めると、ガックリと肩を落とす役人の隣で大喜びしていた。
なお、彼の本名は杏が役人に書かせた誓約書にある署名や、「もっとらぶらぶ作戦です!」第6巻で確認できる。