「きらりんぱわー☆」
概要
『アイドルマスターシンデレラガールズ』の登場人物諸星きらりの二次創作ネタの一つ。
初登場時以来、17歳の女子としては規格外の長身と電波ゆんゆんな台詞回しと日頃のファッションからにじみ出るかわいい物好きと猫口な童顔と「きらり」という日本人には珍しい名前などなど、まるで別ベクトルな要素同士の融合体として多くのモバマスPにインパクトを残し続けている彼女。
そうした彼女のインパクトの大きさと方向性ゆえか、Pたちは彼女のセリフに出てくる「きゅんきゅんぱわー」や「きらりんぱわー」といった単語に対しても「これはひょっとして膂力という意味での『ぱわー』ではないだろうか」という印象を持ち始め、それが定着して現在に至ったのがこの「にょわー(物理)」である。
この手のネタが出た場合、大抵はPが犠牲になることが多いが、ときどき他の誰かが狙われたり巻き添えになったりしている。
そして、この力が同い年にして対極に位置する属性の持ち主たる双葉杏に向けられた結果がアレである。
もともとそういう設定だったのか、何らかの形でこのネタを知った公式が逆輸入したのかは定かではないが、CDやら漫画やらでもきらりがパワーキャラとして描かれることが見られるようになって来た。どういうことなの……。
もっとも無理のないことだろう。なにせ武道の心得のある者4名(菊地真、中野有香、片桐早苗、脇山珠美)ですらいずれもきらりに20cm以上身長差をつけられているのである(一番高い真で159cm)。いくら技で勝ってても力任せに吊り上げられたらひとたまりもない体格差である。
さすがに格闘技の経験は皆無(のはず)なので、体格差に強い柔道や合気道を習得し、なおかつ場数を踏んでいるであろう早苗さんなら技で押し切れるかもしれないが、他の3人はかなりキツい勝負を強いられる事請け合い。実際に「低身長がハンデになっている」と明らかになっている珠ちゃんとか殆ど自殺行為である。
きらりに膂力で対抗できるのは及川雫なのではないかと言われている。本人自身“酪農で鍛えた体力”には自信があるようだし、105に隠れがちだが身長も170cmと高く、きらりと頭一つ変わらない。
そして決して龍崎薫とセットにしておいてはいけない。薫は無邪気にPにかまってかまってと飛び掛ってきたりするタイプの子供だが、その様子をきらりが見れば自分も同じことをしようとするのは火を見るより明らかだからである。薫と同じことをきらりにされたら耐えられるのはボブ・サップくらいのもんである。万一2人が一緒に遊んでいたりする光景に出くわしたら、気づかれないうちに速やかに逃げ出すしかない。
必殺技
こうしたネタの傾向ゆえ、彼女が発する技名らしき単語は次々とPたちに新技として認識されるようになっている。ここではその一部を紹介する。
技名 | ネタとしての定義 |
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きらりんぱわー | きらりの必殺技の元祖にして基礎。怪力そのものを指す場合もあればそれを用いた攻撃の総称の場合もある。 |
はぐはぐ | きらりが親愛の情を示す際の行為だが、少しでも力加減を間違えると相手の肉体は粉砕される。 |
ハピハピ | おそらく幸福感を共感しあうことなのかもしれない。これに巻き込まれた場合、常人はトリップ状態になる。 |
きらりんびーむ | SR昇格によって体得した遠距離攻撃。体内のエネルギーを凝縮して放つ高熱の光線技である。如意ヶ嶽に季節はずれの大文字焼きを発生させた。記録によると、渋谷から発射されて浜松町(距離約5km)までほぼ減衰無しで到達し、東京タワーをなぎ払う威力があるようだ。 |
きらりんぷれぜんと | 自分の人形が付いた巨大なお菓子を投げつける。投げつける菓子自体は普通だが、きらりの遠投力ゆえに命中時の威力は侮れない。 |
きらりんもみじぱわー☆ | 張り手あるいは平手打ち。京都でのアイドルプロデュースに伴って習得した。他のプロデュースアイドルの特技名が「~の舞」で統一されているのにきらりのみが例外という点については「喰らった者が宙を舞うから問題ないのではないか」という考察がなされている。 |
がじがじ | 捕食。 |
きらりんルーム☆ | Pが諸星邸を訪れて以降に開放された技。かわいいものを捕獲して自宅の小屋に封印する技らしいが全貌は謎。 |
きらりんはーとあたっく☆ | きらりんルーム☆と同時期に披露された技。目にも留まらぬ平手打ちのラッシュで相手に逃げる間も与えずに撃破する。異説では目標を自動追尾する戦車のような物体を打ち出す技ではないかとも。 |
きらりんタクシー | 相手を掴み、地面を引きずった後に叩きつける。某運送業者の社長を彷彿とさせる技である。 |
双葉杏(物理) | 双葉杏を武器として装備し、きらりの攻撃力を増大させる。ただし杏は逝く。 |
関連項目
ティロ・フィナーレ(物理):おそらく(物理)系のネタの元祖。この百科事典でも最初に記事が作られた。
ハッピーシャワー(物理) ピースサンダー(物理) ラブギターロッド(物理)
蔵土縁紗夢:AC版「Xrd-REVELATOR-」にタイムリリースで参戦。キャスト変更に伴い、文字通りの「にょわー」(物理)が実現する事になった。
キテルグマ:見た目とパワーのギャップや「愛情表現のハグでトレーナーの命を落とした経緯がある」と言う点で酷似している。