ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

豆戦車の編集履歴

2017-03-02 22:13:16 バージョン

豆戦車

まめせんしゃ

軽戦車よりさらに小型・軽装備な戦車。タンケッテや豆タンクとも呼ばれる。絶滅種。

概要

砲塔を持たず、主砲は機関銃である。

装甲も『多少ある』程度で、まさに移動トーチカであった。

乗員は2人ないし1人。


『豆』の心意気

「本当に活躍したんだろうか?」と思っている方々の心配はその通り。

戦車の最小クラスとして戦間期(1920'~1930')に登場した『豆戦車』だったが、

見た目はもちろん、活躍も『豆』だった。


この時代は大軍縮時代であり、安価で簡便な装備として「植民地の警備向け」に生み出された。

警備用、つまり暴徒鎮圧用の車両なので火炎瓶攻撃に耐える程度でよく、

別に強くなくてもいいからビジュアル的に強そうならOKとされた結果である。


もちろん本格的な戦闘に耐えるには力不足であり、第二次世界大戦でも後方での治安維持任務に回された。そもそもが大砲牽引車を装甲版で囲み、機関銃を搭載した程度なので弱いのだ。


前線で活躍したとするなら牽引車としてであり、

装甲も紙同然なので、別に対戦車ライフルでなくてもスコスコ貫通する

(ガーデンロイド(イギリス)も6mm~9mmしかない)


このような車両なので、第二次世界大戦の後はただちに衰退の一途をたどっている

ドイツヴィーゼルなどは豆戦車だと言えない事もないが、これも装甲車の一種とみなされる事が多い。


現代の戦車とは、戦車の砲撃に耐えてはじめて戦車と認められるのである。


主な豆戦車


関連タグ

装輪装甲車


外部リンク

豆戦車 - Wikipedia

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました