豆戦車の再興?
ヴィーゼル(Wiesel:イタチ)は、ドイツ連邦軍の現用する空挺戦車。
車重3~5トン程度と軽量かつ一般的な乗用車並に小型で乗員も通常2人だけなど、第二次世界大戦前の豆戦車に通ずる特徴が多い。
ただし、かつての豆戦車とは異なり対戦車ミサイルの搭載を可能とするため格上の主力戦車を撃破可能な駆逐戦車としてのポテンシャルを有するほか、空挺という運用に対応して高い汎用性も確保されている。
なお、ヴィーゼルは砲塔も砲も無いため本来なら空挺戦車に分類するべきではないかもしれないし、そもそもドイツにおける呼び名は武器運搬車(Waffenträger)が主なので正式には戦車ですらないが、本記事では空挺戦車として扱う。
この汎用性
偵察型 | 対戦車ミサイル搭載型 |
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用途は多岐にわたり、型式によって対空や兵員輸送、偵察にレーダー、工兵のほか補給や救急、果ては動く司令部と化したりなど...
とにかく、対応できる運用法はかなり幅広いものとなっているのだ。
登場作品
- War Thunder
- ドイツ陸ランクVとVIIにそれぞれ機関砲搭載型、対戦車ミサイル搭載型が登場。
- 愛嬌すら感じさせる小柄さゆえにランク帯におけるマスコット的存在とも評せるが、適切な運用がなされた場合に発揮される戦闘能力はかなりのもの。